雑記 思い出

【舞台脚本】プロの稽古場にお邪魔させていただきました!【14人の、14個の恋の物語。vol6】

投稿日:2024年9月10日

今回はラブストーリーに挑戦!


 

皆さんご無沙汰しておりますー。

最近めちゃくちゃ忙しく、嬉しい悲鳴をあげております。

今月もコンクールの締切がいっぱいですね。

ちなみにNHK創作は一次でダメでした。(悲しい報告は一行で終わらせていくスタイル)

仕事がお休みの日は執筆。

月末には締切ラッシュが控えていて今から焦りまくり。

休む暇なし。

と言いつつ実際はサボってる……。

疲れたから明日やろー。今日は寝るー。そんなんばっか。

人間そううまくできていないのよね。

ま、日々執筆漬けも立派だと思うけど、

もっと大事なもんもあるんだぜ??

休みとかな!!!

(僕の)時代が来るまではゆるーく頑張ります。

一次落ちさせんなばかああああああああああ!!!

締切1週間前にならないと本気スイッチが入らない奇病は治したい。

いや、ほんとに(切実)


 

さて、なんとかねてよりお世話になっていたシナリオ仲間の方が舞台のプロジェクトリーダーに任命されたそうで、その舞台の脚本家に僕を推薦していただけました。

 

やったぜ

 

『14人の、14個の、恋の物語』。通称14恋(いよこい)。

今回で6回目となる同舞台。

前回の舞台を観劇に行ったこともあって『やってみない?』と流れで声を掛けていただけました。

紹介とのこともあって舞台化はほぼ約束されていると聞き、ワクワクが止まりません。

持つべきものは友。仲間。

そういや前回も知り合いが何人か描いていたなあ。

これも親睦を深めていたおかげ。感謝!

人間関係マジ大事。執筆も大事だけどもっと大事なものがある。

『人と人との繋がり』

愛される男になろう。愛を大事に生きていこう。シナリオの世界は人情の國。

この界隈で生きてきて本当にそう思う。みんなに感謝して毎日生きているよ。

これから起きたら『ありがとう』って10回は唱えるようにするね!!!

 

と、浸っていたら。

 

コンペ告知

 

舞台脚本の審査入りまーす。

協賛してくださるスポンサーも読みまーす。よろしくお願いしまーす。

って……え!?

何でも舞台脚本を描きたいと外部からの応募があり、内部からも推薦。

紹介の脚本家も想定以上に集まりまくって14枠のキャパをオーバーしたとの話。

まじかあああ!!!

どうして6回目でいきなりコンペ始まんだ……。

7回目にしてくれよ。今回は許してくれよ、コンペだめなんだよ、懲り懲りなんだよ。

いつもいーっつも落ちてばかりなのに、助けてとっつあああん。

そんなこんなで不安に苛まれた8月でしたが……

 

無事決まりました!

 

うおおおおお、うれじいいいいい!!!!!

舞台ぎまっだあああああ!!!

 

早速告知させてください!

 

『14人の、14個の、恋の物語。vol.6』

 

 

 

 

 

 

 

僕の担当回は③番です。『私の中のおじさん』。

20日、21日、22日のどれも19時~。

めちゃくちゃ見易い時間帯の良い番号いただけました!あざす!!!

最近まじでいいことしかないな。

職場の人からは『ふろゆ君、陽のオーラ出てるよね』と言われ、シナリオ仲間からは『ふろゆ君すごく成長したね。話し易さマシてるよ』と褒められ。

え、陽キャになった???

最近ネガティブ振り払いまくってるからな。

しょーもないことで病むの本当に勿体ないし、我慢することをやめた。

ネガティブには近づかないし、受け入れない。

断ることを覚えた。危機管理能力高めてく。

この生き方で常に生きていきたい。

告知で何気に本名初めて紹介してるけど、また来月に一つ良い報告があるのでね。

もう本名出しちゃっていいかなーってタイミングです。

こういう名前でコンクール活動をさせてもらっておりやす。

たのうえじゃないです、たがみです。よろしくお願いします。

 

ちなみにこの舞台、投票用紙で順位が決まるというイベントがありまして。

頑張ったね!!といった意味でも③番に投票頂けるとめちゃ嬉しいです。次に繋がります。

役者さんたちからも『順位はふろゆ君が何人呼べるかに懸かっているからね』とすげープレッシャーかけられています。

でも呼べるリア友そんなに多くない。4人くらい。つら。

僕は全日程行く予定ですので、もしお越しに来てくださる方がいるなら何卒、何卒お声掛けしてください!!

ブログからでもXからでも当日でも、全然大丈夫です。

『ふろゆ、行くから待ってろよー』と教えてください。

握手しよ!!!!飯行こ!!!!!

 

チケットはいつも完売するとのことだったので、早めに取って頂ければ間違いないかと思います。

2024/9/12 追記

1.お日付
2.お時間
3.お名前
お問い合わせよりご連絡頂けましたらチケットのお取り置きも可能です。
サイトに登録や手数料?が僕経由(招待チケット)だと必要ないみたいなのでお気持ちお得!!(6100円前後→6000円!)
個人情報あれならハンドルネームでも大丈夫です。
招待チケットのお代は当日受付での支払いになります。

※会場でお声がけ頂けたらふろゆ特典も付けちゃう!!
よろしくお願いしま!!

以上、告知でした!!


 

舞台が決まったので稽古場に挨拶へ行くことに。

シナリオ仲間の推薦があり、劇団の方々の推薦もあり、スポンサー方々の審査もあり、それでやっと今回の舞台が決まったわけで。

なーんの実績もない僕がですよ。すげーありがたい。

だからさ、脚本家は選んでくださった皆々様に感謝するのは当然として、

 

挨拶をしっかりする

 

ここまでちゃんとする。これ大事。

挨拶までが脚本家の仕事。

僕はこういう人間です。だからこういう脚本を描きました。

そう自己紹介するまでが作品を作ってもらう者の責務。

描いた作品を渡して終わりー。ではなくて、

コンクールは一方通行だから何となくイメージわかないけど、舞台は皆で作るもの。これはテレビドラマも映画も同じ。

脚本は作品の設計図であり芯みたいなものだから、描いた脚本家の顔は役者さん、演出さん、裏方さん、皆に分かってもらっていた方が絶対に良い。作品のイメージにも繋がるから。

 

僕は人見知りめっちゃするし、沈黙に耐えられないタイプ。

話題探しまくって『お休みの日は何してますー?』みたいなことを突然言うくらいには初対面が得意ではない。

それでもどういう人間か分かってもらう。選んでもらったのだから。

 

そんな想いを胸に秘め、挨拶へ向かいました。

挨拶をする上での準備。

ここでも大事なものがある。

みんなも挨拶といえば一番に出てくるものがあるはず。

考えてみて。

……。

……。

うん。

 

差し入れだね

 

差し入れなくして稽古場の挨拶とは呼べない。いや冗談抜きに。

相手方としては『脚本家の方が来てくださったので稽古を見てもらいましょう』となるのは必然で、そこで気をどうしても遣わせてしまう。

だからね、『お邪魔します』『お疲れ様です』と、菓子の一つでも差し入れするのは筋なわけです。大人なのです。

んでこの差し入れ。先にも書いた『自己紹介』もちゃんと兼ねていて。

極力自分らしいものを持っていくこと。

 

僕が選んだのは『彩果の宝石』。

埼玉の銘菓。色んな味のあるフルーツゼリー。

決め手は

1.『誰が何を食べるか興味がある』

2.『個包装、賞味期限、カロリー、食べ易さ、と無難』

3.『お洒落ポイント高い』

ま、らしいかなって。

僕自身お洒落ではないけども『センスあるね』を言われたいがためのお洒落プライドはある。

このしょーもないこだわりが僕らしくね??苦笑

 

んでまあ手土産持って突撃。

無事挨拶も終わり……。

 

すっげー緊張した

 

けど、めちゃくちゃ楽しかった。

 

担当脚本の稽古を見させてもらって、とても感動した。形になってる。俺の作品がっ!!!

一通り終わった後、ホンの設定が役者さんの属性によって色々変わっていることに関して『大丈夫ですか?』と演出家さんに聞かれた。(以前揉めたことがあるとか)

これに関しては脚本家さんによって色々な考え方があることを前置きしつつ。

僕は作品作りを『脚本家×演出家』のコラボ。

これに限らず脚本家×役者、脚本家×音響、脚本家×衣装……等等、人と人の繋がりを経て一つのものを生み出す大規模コラボだと思っていて。

だから『手入れを入れず、脚本そのままでやってください』はコラボの意味なくね?と思ってしまう。

手入れはむしろ大歓迎。ホンを読んで感じたままに作品をより面白く持っていってほしい。

そう正直に話したらすっげー喜んでもらえた。俺も嬉しい。

こうやってお互いが気持ち良く創作出来る現場って素敵だなって。

自分を知ってもらうために色々話題を準備していたけども、思ったことを素直に正直にぶつける。

これだけで十分だった。コミュ力なくても分かってもらえた。熱意は人を繋ぐ。

 

もう一つ。

現場に行くと自分の脚本の下手さがすげー良く分かるんだなって思った。

あー、ここもっとこうすれば良かったなーって感想が次から次へ出てくる出てくる。

脚本家を目指す人たち全員に経験してもらいたい。

こりゃプロとアマの差が広がるわけだよ。プロは常に現場に生きてんだから。

得た学びを一つお裾分け。

『話の流れが繋がらないシーンがあった時』

例えば

A『昼飯何食いたい?』

B『だんご』

A『寿司で良くね?寿司行こう』

こんな会話があったとして、急に寿司屋へ行くんじゃ唐突感がある。

ここでプロの演出家さんは

B『だんご』

A『だんごじゃ腹膨れねーだろ』

B『昨日テレビでだんご見たからどうしても食いたくて』

A『なら近くの回転寿司チェーンにだんごあるからそこ行こうぜ』

B『おっけ』

こんな感じで役者と急に即興劇始めて『だんご→寿司』の動線その場で作っちゃうんだよね。

まじすげーなって思った。いきなり何か劇が始まったー!!!ってなったもん。

こういうの脚本家が本来頭の中でしっかりやらないといけないものだと思うんです。

頑張らなきゃな……ってね。

 

学ぶことだらけでした。

 

見学中、

役者さんが上手に演じることが出来なくて項垂れ苦しみ、今にも泣きそうで……。

僕はそれをただ見ていただけだったのだけど、すげー辛かった。

共感の嵐だったんだよね。

苦しいよなあ。でも諦めたくないよなあ。分かるよ。分かる。

頑張れ、頑張れ。頑張って。

演出家さんが静かに見守っているところも相まって、貰い泣きしちゃった。

演出家さんも『大丈夫だよ、頑張れ』とは簡単に言えないよな。本人が乗り越えなければいけない課題だから。

周りはただ見守ることしか出来ない。

僕も辛いけど、演出家さんはもっともっと辛いんだろうなって思った。

もうそんなん考えてたら涙が自然と……。

『あ、泣いてるー』

と指摘された時に彩果の宝石云々より良い自己紹介が出来ました。

感激屋で自分の世界に浸って自滅。

最高にダサいけども、それが僕。

 

これからもよろしくお願いします!!!

 

役者の方々にエールを送りつつ退散。

 

「気軽に稽古見に来てくださいね!!」

 

と、覚えている限り3回は言われたので近々稽古場へまた顔を出したいと思います。

お邪魔しますね!!!

 


 

最後に記念撮影。

まさかのセンター。

端っこでいいって言ったのに。苦笑

でも

僕にとってサイコーの一枚になりました!!

素敵な舞台にしましょうね!!!

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