雑記

テレ朝新人シナリオ大賞の部門のこと

投稿日:2017年11月22日

 

こんばんは!ふろゆです。更新遅くなりました。

脚本の追い込みの追い込みをかけていまして……。

今日は第18回テレビ朝日新人シナリオ大賞用の原稿を送るために郵便局に行ってきました。

郵便局が閉まるギリギリ(少し過ぎていた気もする)に駆け込みです。局員さん、色々とすみません。

初の100枚執筆!二部印刷して封筒に入れてみるとすごい厚み。

これを持っていると本物の脚本家っぽい。

実際は悲しいことにただの脚本を書いている素人なんですが。

さてあとは投函!なのですが問題が……。

 

改めて読み直してみると、あれ?この作品、映画の方が良いんじゃね?って思っちゃいまして……。

結局ドラマ用で投函しました。

元々ドラマスケールで書いていたので、【書き終えた後に見ている自分】より、【書いていたあの時の自分】を信じます。

視聴者目線と僕の都合が戦って都合が勝った瞬間である。悔いはない。

やっぱりコンクール、一番は自分のために書いているんだなって。

もちろん、視聴者が楽しんでくれる作品を書こうとはめちゃくちゃ思ってますけどね。

それでも今の一番は自分。

作品が世に出たら逆転します。

 

このコンクール、部門選定で悩む。

テレ朝新人シナリオ大賞のテレビドラマ部門は50~100枚指定。

50枚だと配信ドラマ部門とどっちがいいんだろうって悩むし、100枚だと映画部門とどっちだろうって悩む。

映画用で書いていた人がドラマ部門の方が~みたいな逆もしかり(配信→ドラマも)。

僕以外にも迷った人は結構いるはず。

配信(25~50枚)←→テレビドラマ(50~100枚)←→映画(~100枚)

こんな感じで枚数だけなら行き来できちゃう。

前回や前々回のコンクールの審査員の座談会でも「これは配信じゃなくてドラマ向きの作品では?」みたいな意見も出てたし、

部門選びで苦悩する人や部門の見極めを間違って出しちゃう人っていると思うんです。

逆に「ドラマだと許されない表現だけど配信ドラマなら許されるよね」みたいな意見もあって評価にプラスに働くこともある。

なんて難しいんDA。

ああ、書けば書くほど間違えてしまったんじゃないだろうかって思っちゃう。後悔してきた。

部門選定、大変です。

ちなみに僕は、

配信ドラマ……短編のお話。世にも~くらいの。あっさり深く考えずに軽く見れるやつ。

テレビドラマ……映画よりスケールが小さいもの。

映画……テレビドラマよりスケールが大きいもの。

こんな風に思っています。適当ですみません。絶対に参考にしないでね。

 

疑問なんですけど、

ドラマ部門と映画部門と配信ドラマ部門って審査の時、どうやって比べてるんですかね。

コンクールは1作品の大賞を選ぶために必ず他作品と比べられますよね。

テレビドラマと映画なら何となく比べられる気もするんですけど、そこに短編をーとなると……。

たとえば、2016年にこのコンクールの配信ドラマ部門で大賞を取った寺下佳孝さんの

「ずるいよ、みんなっ!」って作品は短編が3編織り交ざった作品。

3編のバラバラのアイデア。一応「ズルい」というテーマで3本に一貫性はあるのですが、ストーリーは全て1話完結。

単純計算で1話20分の3作品で1本。当たり前ですけど映画やドラマは1作品で1本です。

短編3つの平均点なのだろうか。平均点なら極端な話、配信ドラマ部門は25枚~出せるから25枚で100点とればドラマや映画を差し置いて大賞?

それとも部門や点数は関係なくて書く人の筆力や台詞のセンス、キラりと光る何かを見つけて審査員が「これがイイ」と思った作品が大賞に選ばれるのかな。

それなら最終的には審査員の感性や好みってこと?

ああ、考えれば考えるほど気になる。

気になる。

 


 

ま、面白いものをひたすら書き続けるだけです。

だらだら書きましたけど、実力さえあれば運は後からついてきます。

部門ミスっても賞を取ってる人はいたので落ちたら落ちたで……。

(じゃあ何でこの記事書いたって話はなしで)

面白ければいつかきっと、誰かが評価してくれます。

分かっていても、気になっちゃうものは気になっちゃうんですけどね。

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