今年もテレビ朝日新人シナリオ大賞の開催が決まったみたいです!
記念すべき第20回ですね。
昨年は「初恋」、「最後の恋」、「初恋and最後の恋」といわゆる「恋愛もの」のジャンル指定がありましたが、今年もジャンル指定がありました。
テレ朝シナリオは今後この路線でやるのかな。
これはこれで面白いね!
さて、気になるジャンルですが、
サスペンス
と
25歳
でした!
まさかのサスペンス……!
ちなみにテレビドラマ部門は「サスペンス」指定、配信ドラマ部門は「25歳」指定です。
「サスペンス」は重厚なシナリオになってしまいますから、これは仕方ないですね。
配信ドラマの尺でサスペンスを描くとアッサリ味になってしまいそうだしなぁ。
僕は「サスペンス」で書こうかなーと思っています。
理由は書こうと思っていたアイデアにサスペンスものがたまたまあったから。
ただそれだけ!
ま、締切は11月18日ですし、今は城戸賞を書いている人がほとんどでしょう。
テレ朝はアイデアだけに留めて、今は城戸賞のシナリオを書き上げなくちゃ。
サスペンスって何だろ!と思ってグーグル先生で検索してみました。
「サスペンス とは」 検索。
……。
ページによって書かれている内容が違うんだが!?
色んな考え方があるみたいだけど、
"ハラハラする"シナリオなのは間違いないみたい。
緊迫感って言うんかな。これでも幅広いけど。
ちなみに当ブログで公開した「朱殷のヒーロー」のジャンルは、「ミステリー」です。
謎だけを解決するシナリオはミステリーみたい。知らなかった。
ぶっちゃけた話、サスペンスとミステリーは一緒だと思っていたよ。
ハラハラするのがサスペンスらしいです。
つまり、劇場版コナンのラストのような「爆発爆発and爆発、LAAAAAAAAAAN!!」はミステリーではなく、サスペンスってこと。
ちなみに冒頭の事件パートは「ミステリー」。
この違いが分かる人間にならないとな。
「劇場版コナンはミステリー時々サスペンス」である。
劇場版コナンみたく「ミステリー&サスペンス」の組み合わせはめちゃくちゃ相性が良いから良い物が書けそうだけど、その分競合が多そうよね。
相当上手に書かないと間違いなく埋もれる。
だからテレ朝シナリオは別の切り口で書いて目立った方が良い気がするね。
でも冒険しすぎて一次落ちは洒落にならないからそこは要工夫。
僕はただでさえやらかしが多いからね。良い目立ち方をせねば……。
・おすすめサスペンス映画の紹介。
僕が思うサスペンスの金字塔はやはり、
「羊たちの沈黙」
これでしょう。
知らない人のために、作品の冒頭のあらすじ。
某田舎で動機が全く分からない猟奇殺人事件が起こる。
刑事である主人公は事件解決の糸口である犯行の動機を探るため、牢屋に収容中の猟奇殺人犯である精神科医レクター博士に捜査協力を頼む。
異色のバディもの。
リアルじゃ絶対相容れないであろう2人よね。
この2人が信頼やリスペクトといったパディ関係を築き上げていくところがスゴイ。
この作品の魅力は何と言っても、
サイコ思考振り切っているレクター博士の魅力。
サスペンスだし、もちろんハラハラはするんですよ。
でも、それは事件や凶悪犯に対してではないんだよね。
"レクター博士(味方)"になんだよね。
「レクターやばいんちゃう?え?一緒いて大丈夫?」って思ってずっと見ちゃうもん。
主人公の協力者で本来味方であるはずの「レクター博士」が一番怖い。
だがそこが上手いし面白い。
猟奇殺人犯よりもレクター博士を捕まえろ。笑
収容所いるくらいだから既に捕まってんだけどさ、それでももう一度捕まえろって言いたくなる。
普通は猟奇殺人犯を怖くして、どこかで主人公を絡ませてサスペンスを生み出したくなるところを「レクター博士」。
ほんとすごいわ。
将来はレクター博士みたいな魅力ある人間になりたい。
サスペンスを考える時は視点を変えてみるのもありかもしれないね。
全く触れてなかったので、配信ドラマシナリオの方も少しだけ。
テーマ「25歳」
順調に進んでいれば社会人になって3年目だから、その辺りの職業感に因んだ葛藤ドラマなのかなって普通は思うけど、
僕みたいにフラフラしてる人間もいる、
ってかむしろそっちがメインなんじゃないかなとも思ったりする。
わざわざ「25歳」というどっちつかずな「年齢指定」。
「20代」や「35歳」じゃ駄目だったわけだ。
ここを深読みしてしまうね!
こっちは書けたら書いてみようかなって思います。
あーこれから11月まで忙しくなる!
11月終わったらすぐにヤンシナも来るし、公募に出来るだけ出そうと動いているとシナリオ生活が充実している気がする。
結果が伴えば最高なんだけどね!
ここでウダウダ言っていても現実変わらんから作品に全部ぶつける!