雑記

第32回ヤングシナリオ大賞一次審査!一次落ちは落ち込む暇なんてねーぞ!

投稿日:2020年6月17日

はい皆さんご一緒に

ちゅどおおおおおん!!!(一次落ち)


 

第32回ヤングシナリオ大賞一次審査。

 

落ちたねえ。

落ちましたよ。

 

まさか一次とは。

 

今回応募した作品は僕は勿論そうなんだけど、読んでもらった人たちからの評判も上々で、

満点はあげられないけれど、それなりに自信があった作品。

これなら一次、いや、二次はいける……。

荒削りだけど、良いモンが書けた。

そんな手応えのある作品を書けたような気がした。

 

……。

 

でも一次で落ちた

 

僕も上辺だけめっちゃ褒めてハイおしまいーみたいなゴミ人脈をシナリオ関係では作っていないから、

皆の評判に嘘偽りは全くないって信じてる。

だから、

 

本自体は面白かったんじゃねーのかな!

 

ってのが本音。

だからこの結果にはさらさら納得がいっていない。

こういうことを一次落ちが自信満々に書くのってすっごくダッセーことだと思うし、

人によっちゃ恥を知れって思う人もいるかもしれないけど、

 

一次落ちって読んでんの審査員一人っしょ?

 

だったら僕は周囲の複数人を信じるよって言うね。

多数決なら圧勝ですよ。

 

某審査員の目がクソだった。

 

それで良いじゃない。

周りがみんなクソって言ってんなら僕自身反省は必要だと思うけども、今んとこ僕を否定してるのはその審査員たった一人だけなんよ。

こういう時「アマチュアとプロだと目線が違ぇから」とか言う人いるけど、ドラマ見るの一般人よ?

自惚れてんじゃねーぞボケカスオラァ

だからね、

他人の勝手に設けた基準で、落ち込む暇があったら次を書く。

今回はツキがなかったと歯を食いしばる。

周りが面白い、そう言ってくれているならそれで良い。

そのまま書き続けていればいつか誰かが見つけてくれる。

今回の落選ではそういう考えに自然に行き着いた。

だから今年は僕個人として落ちた想いって意味じゃ、書くことがあんまりないなーっていうのが本音。

例年のごとくメンタルぶち折れ記事を期待していた人がいたらゴメン。

どうやら僕も少しは大人になったらしい……。

 

まーこの記事を書いて何が伝えたいかというと、

 

早く僕を見つけやがれ!!!(→テレビ関係者)

 

 

というね。

それが唯一の愚痴。


 

さて、大昔に誰かにこう言われたことがある。

 

一次通過は運があるかもしれないけれど、大賞レベルの作品が一次で落ちることはまずありえない。

 

最近ツイッターでも同じことを誰かが書いていた。

これを初めて聞いたシナリオ初心者当時は「なるほどなるほどー」と完全に同意していたけれど、

シナリオをやればやるほど、考えれば考えるほど、

これは支離滅裂でぶっ飛んだことを言っていたんだなって思うんだよ。

 

いったい誰が言い始めたんですかね?

大昔、僕自身がブログで紹介した気がする。

 

毎年そんな万人受けするような作品がコンクールで賞を取っているかっていったら違うじゃん?

どんな名作だって、面白いと言う人がいれば面白くないって言う人もいる。

それは誰もが知っている当たり前。常識であり必然。

この事実を真に理解してさえいれば、この言葉が嘘っぱちだったってことは猿でも分かる。

 

超甘くこの説を肯定して審査員像を立てようか。

 

審査員「僕としては面白くなかった(好みじゃなかった)けれどよく書けてたし、一次は通すかー」

 

つまりはこういう審査員がほぼ全員ってことよね。

性格や価値観が全員一致はあり得ないから、きちんとマニュアル化がされていると。

 

それこそいい加減な審査だと思わねーのかな!

こんないい加減な審査が行われているのだとしたら、余計に漏れるの必死でしょうよ。

ありえるわけがない。

 

ルールはいたってシンプル。

コンクール(一次)では見た本人が面白いと思ったものを上に上げる。

それ以上でもそれ以下でもない。

つまり一次落ちは、たった一人のハートを射抜けなかった。

それだけが事実。

この一人がシナリオ評価では小さくもありデカくもあるからややこしいんだけどね。

 

そりゃ実際に大賞を取った作品は面白いものが多いよ。

だから固定観念として「コンクール評価は絶対」という頭に凝り固まってしまう気持ちも分からんでもない。

結果を見る限りじゃ面白いものが上に上がっているのは確かだろうし。

でも、それイコール「大賞レベルの作品が一次で(以下略)」になるのはちょっと思い込みが強い考えなんじゃないかなって感じるよ。

感想なんて人それぞれなんだからさ。

二次三次になると審査する人も増えて、ちょっと考え方が変わってくると思うけどね。

 

まー、「一次落ちをそう気にするな」と言うけれど、

三年くらい連続で全コンクール一次で落ち続けているんだとしたら、流石に自分の作品を見つめ直した方が良いと思います。

才能ねーなって公言するのはそれくらいボコされてから言う。

一作二作落ちていちいち凹んでちゃ、ある意味じゃ本気でやっている人たちにとっては侮辱行為とも捉えられるよ。

お前は俺より頑張ってんのかと。

ま、僕も一次落ちで死ぬほど凹んでブログで散々慰められたという苦い経験があんだけどね。

 

だから、一次落ちした諸君(僕含め)、

 

時間もつまらん感情も勿体ねーから、

 

落ち込むなよ!!

 

 

悔しいというバネだけ持っときゃ良いのよ。

 


 

最近、とある脚本家志望の学生に声を掛けられてね。

落選して超落ち込んでんのよ。

どうやら藁にもすがる思いで僕に声を掛けてきたっぽくて。

僕も一次落ちなんですけど!!苦笑

いや、でも分かる。分かるよ。

だって僕、経験者だもん。

初代一次落ちメンタルぶち折れマスター。

そう、私がふろゆさんですよ。

あの時は顔も名前も知らぬ親切な人たちに助けてもらった。

だから今があると言っていい。

ぼっちだった僕もあの一件からシナリオの話が出来る人がたくさん増えた。

そうか、いよいよ僕の番が来たか。

そう思うと感慨深い。

シナリオ初心者だった僕も今じゃ先輩ってことなんですかね。

何事も巡り巡る。

これが人生。これが歴史。

だからね、

彼宛のエールも込めてこの記事は書いた。

 

しかと心に刻むが良い。

 

 

負けんなよ!!(自分に)

 


 

まー僕に声を掛けてきた時点で水面下で目はギラついてんだろうよ。

蛇の道は蛇ってね。

頑張ろうな。

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