脚本の技術 思い出

【第1回】5枚シナリオ「受け身なチョコレート」

投稿日:2020年3月17日

第一回のテーマは「バレンタインデーのお返し」


 

前記事でも書いたけど今、シナリオの書き方を教えている。

良い機会だし僕も一緒に学んでいけたらいいなと思っている。

初心忘るべからず。

 

だから一緒に、

 

5枚シナリオ、書いてやんよおおおお!!!

 

……(執筆)。

 

自分で書いてみて思った。

最初の課題のテーマにしては難しくねーかコレ。

テーマが「バレンタインデー」や「ホワイトデー」じゃないところが意地悪過ぎんだろ。

 

「バレンタインデーのお返し」がテーマとなると、

バレンタインデーの説明をどこかでしなければならない。

説明があるということは説明の分だけつまらないシナリオになりがち。

しかもそれを5枚のドラマに載せる必要がある。

……。

テーマ設定したやつ誰だよ!(俺だよ)

 

 

ちなみに届いたシナリオは……

前作と変わらず書式は滅茶苦茶。

これは教えていない僕が100パーセント悪い。

これから少しずつ直していけばいいさ。

さっそく赤ペン先生を発動する。

……。

5枚のシナリオが、赤ペン後は19枚になった。

 

添削していて思うけど、

シナリオのルールって意外と多い。

学生なら「教えない大人が悪い」とブチギレてもいいレベル。

でも、コンクールのスタート地点はこのルールを覚えるところからなんだよね。

「創作」は常に誰にとっても平等であるべきだけど、

「ドラマシナリオ」に関しては、映像化前提で多くのスタッフさんの目を通すことになるから

好き勝手に書いてよい物ではない。

誰から見ても分かりやすく書く。そのためにあるものが書式とルール。

このスタート地点に立てない人は多くいるんだろうなぁと添削をしながら思った。

 

現状のシナリオは書式ミスも多く内容以前にそちらが気になってしまうけど、

これから添削をしていく内にドンドン見やすいシナリオを書けるようになっていくんだろうなぁと思うと

一つ一つの成長や学びが自分のことのように嬉しく思う。

今は19枚。だけどその内10枚、そして最後は赤ペンいらずで5枚になる。

 

ワクワクするね。

 

 


 

宣言した通り、同テーマで書いた僕の5枚シナリオを載せておきます。

 

気軽に感想ください(願)

 

5枚シナリオ「バレンタインのお返し」脚本猫柳ふろゆ

 

PDFはコチラから

-脚本の技術, 思い出
-, ,

Copyright© 脚本猫柳 , 2024 All Rights Reserved.