第19回テレビ朝日新人シナリオ大賞、お疲れ様でした!!
終わりましたね、終わってしまいましたね!
無事、提出することができましたよ。
はー終わった。スッキリした。
肝心の手応えなんですが、
ないです!(断言)
実は昨日の段階で脚本を大学の頃の友人に見せたんですよね。
急遽頼んだのに2人も見てくれて……。
で、それぞれ(別の場所で)感想をいただいたわけなんですが、
どちらにも薄っぺらいと言われたんです。
奇遇ですね、どちらも薄っぺらいですか、ほう、そうですか。
辛すぎる。
読み物としては良い。ヤンシナならまだ分かる。
でも今回はテレ朝でテーマが「初恋」なら圧倒的に薄い。
そう言われました。
でもね、自分でも分かってたんですよ。薄っぺらいって。
昨日ブログに書いたんですけど、今作は胸キュンってやつを意識して入れていました。
胸キュンこそが恋愛シナリオ!そう信じて書いていたわけです。
この選択は間違っていないと今でも思っています。
ただね、
内容が恥ずかしすぎて、胸キュンを無意識に薄めてしまっていたんです。
濃厚な原液は甘すぎた。
で、代わりに自分の大好きな伏線をドバドバーっと入れまくってしまったんです。
そう、これこそがふろゆシナリオ!読んでいて楽しいでしょ?みたいなドヤり具合を注入してしまったんです。
逃げですね。恋愛ドラマからの、「逃げ」。
恥ずかしかった。恥ずかしかったんだ。俺は悪くない、悪くないんや。
さぁ考えてみましょう。
恋愛に伏線やどんでん返しって必要でしょうか?
恥ずかしさは仕方なかったと思います。
だから改善案としてそこはよりディティールにこだわるべきでした。
ただ、そこからも逃げてしまいました。
逃げる自分を理解していた。でも、逃げざるをえなかった。弱い。
感情とか描くディティールって難しいじゃん。どう表現すればいいんですか。マジで。
葛藤こそがドラマだと言われているのにそこから逃げるって、おい俺ぇ……。
そんなこんなで薄っぺらいと酷評されたシナリオでしたが、自分で読んでみて「らしさ」は残ってるのでまぁ良しです。あれだけドバドバ入れたらね。
自分でもこりゃ一次すらだめだーと思っている出来ですが、自己満足度は高いという謎の自信。
願わくば……いや、期待するのはやめておこう。
はぁ。ダメだよパピィ。
ま、こんなんでしたけど、テレ朝、楽しかったです!
本気で恋愛を考えられて良かった。胸キュンが何か最後までよく分からなかった!
胸キュンってどれもあざとく感じるんだよなぁ。その結果Deleteキー押しちゃうんだよ。
よし、少女漫画とBL本を借りて読み漁るか……。
さて、次はヤングシナリオ大賞ですね。
落ち込んでいないで頑張っていきまっしょい!!
恋愛ものは、もう書かん!(大賞くれたら書きます)
昨年のヤンシナの大賞が発表されましたねー。
大賞は「ココア」で鈴木すみれさん!(14歳・中2)
ん、
14歳!?!?
ヤング過ぎ!!
これがヤングシナリオ!!
三次選考の段階で、凝ったタイトルが多い中、タイトル「ココア」って可愛いなーとか思ってたけど、受賞者も可愛かった。
センスと見た目は比例するんでしょうね。
僕のヤンシナ応募時のタイトルはなかなかに気持ち悪かったので(ホラーでした)、謎のダブルパンチを受けてしまいました。
はぁ、辛い。
14歳の頃って何してたっけ。
それこそ初恋をしてた気がしますね。
そうかぁ、14歳かぁ。
すっごい若い。
でも小説を数年書いていてシナリオを始めたわけでしょ?なんだ先輩じゃん。
別にすごくは……いや、すごいよやっぱり。
うん、
とってもとーっても、
悔しいです!!(当ヤンシナ一次落ち)
内容は群像劇みたいですね。
シナリオを猛勉強しなくても光る分野ですからそこまでメンタルはえぐられませんでした。あぁ若いって可能性なんだなって(冷静)
群像劇って枠にハマってないのが良くも悪くもなんですよね。だから教えてくれる人もすごく少ないジャンルだと思います。
この言葉は好きじゃないんですけど、センスの賜物ですね。
ドラマ=葛藤だ!それ以外認めねーぞボケカスオラァ!と思考停止している人は、もしかすると「え、これが大賞?」ってなるかもしれませんね。群像劇って個々の感情ってそんなに書きませんから。葛藤もしかり。
群像劇がコンクール向けじゃないと言われている所以の一つです。
ただ、間違いなく視聴者受けは良いと思っています。群像劇の良さってさ、何より視聴者にウケるんだよ!
僕が初めて見たヤンシナ作品、「今日は渋谷で6時」も群像劇でした。すごく面白かった。
書きたいなぁ群像劇。勇気がないけど。
「ココア」、映像化が楽しみですね。