埋もれるのは久々だよ。
ひどく憂鬱で悲しい気持ちの日々を送っております。
こんなんじゃ笑顔になれねぇ……。
表情絶対死んでるよ。
死にてーなーとかボソッと呟いてたらしいよ自分。
以下ただの愚痴。
仕事で失敗し、北杜シナリオ一次に落ち、血縁だけの親に酷い悪態をつかれ、
終いにはゲームのランダムイベントでボロクソな確率を引いてしまう。
これが一日で起こるってマジ?
何もかもやめちゃいたい。
家族と縁切って何もかもやめて、一生シナリオを書いていたい……。
もう何もやる気が起きないよ……。
訳:最近ブログ更新していなくてすみません。不運続きでヤケです。
北杜シナリオ、一次の結果が出ましたね!
僕がまずするべきは僕の応募作、
「いちばんうまいもの」
のタイトルを探すこと。
一次突破を願ってURLをクリック!!
結果画面を見て目に映るのは輝かしくも一次を突破したタイトルたち。
このタイトル郡に「いちばんうまいもの」が果たしてあるだろうか、いや否。
ない。確実に。
あったら間違いなく、浮く。
一応スクロールしてみる。
……。
案の定なかった!
ちくしょう!ないか!
ないよなぁ!
ちょっとだけ期待してた。
みんなタイトル凄すぎる!
北杜シナリオ、20枚という短さだからこそシンプルイズベストだと考えて
「いちばんうまいもの」というシンプル明快なタイトル設定からの、内容をちょっとだけ捻ったりして書いてみたんだけど、ダメだった。
タイトルが全て平仮名なのはお洒落意識からです。
みんなすごい切り口というか、僕が完全に見誤った。というより北杜なめてた。
中身も惨敗していることが楽に想像できる。
以下、僕が出した作品の簡単なログライン。(もうこの作品を書くことはないでしょう)
主人公は都内で修行に身を置く料理人(29)。
師である料理長に北杜で行われる料理コンペに出てみろと言われる。
主人公はコンペのため、用意した食材(海産物)を手に北杜に住む大学時代の旧友の家にお世話になる。
その中で、北杜の食や文化、人々に触れる。
北杜に惹かれ始めた主人公は当初予定していた得意料理をやめて急遽、北杜の郷土料理でコンペに挑む。
敗北。
主人公、都内から北杜に移住して一から北杜料理を学ぶ決心をする。
といった感じ。
北杜を書くかーってなった時に、北杜について色々と調べるじゃないですか。
調べていく内に、北杜に全く興味のなかった自分が北杜に惹かれ始めていたことに気づいたんですよね。
その気持ちを作品に昇華したくなってしまった。
初めて生まれた感情だったんだよ。
普通は北杜を舞台に作品を書くとなったら北杜の内側から書いていくところを、僕はあえて外側から書いてみたくなった。
そういうのって意外と良いんじゃないかなと思えたんだよね。他の人はあまりやらないんじゃないかなって。
北杜を知らなかったからこそ書けるものというか、僕だからこそリアルに書ける気がしたんだよ。
それで生まれたのが今作の主人公、段々と北杜に魅了されていく料理人。
北杜を調べていてこういうのがあるんだ。へぇー。
とか考えながら話に刷り込んでいったとこが面白かったかな。
森の映画祭とかさ!絶対綺麗だよね。一生忘れないと思う!一度行ってみたい!
こういうイベントを入れたり、それぞれの人間模様を入れたりしてさ。
人の良さとか、のびのびした感じとか交ぜて書いて、はい完成!
今思うと、
タイトル「いちばんうまいもの」なのに色々盛り込みすぎてしまったと反省していたりする。
この作品、隠しテーマを設定していて、それが「地産地消」。
北杜で作られたものを北杜で食す。その素晴らしさというか、美味しさというか?
これを伝えたかったのだけど、間違いなく色々と付け加えすぎてしまった。
20枚だもんね。「食」に絞って濃厚に書くべきだった。
「北杜に行きたい」と思わせる作品じゃなく「北杜に行って食べたい」そこまで思わせる作品じゃないといけなかった。
でもさ、「森の映画祭」よ?
綺麗じゃん。書きたかったんだよ。映像映えもするじゃん。
それに「北杜でしか書けないもの」を入れたかったからこの森の映画祭は是が非でも入れたかった。
魅力的だったんだ……。良い題材よね。
この辺は作家のエゴってやつでした。
普通に考えて、そこじゃないよね。
「地産地消」をテーマに書くんだから確実にいらなかった。
20枚だし「食」について濃厚に書いて然るべき。
落ちた理由ってそういうとこだよなぁ。いらない要素を加えてしまうとこ。
自分でシンプルイズベストとか言っていて何じゃそりゃと。
まだまだ修行不足です。修行不足。勉強不足じゃなくて、修行不足です。
書きたいという欲を抑えきれなかった、そういう心の問題。
もちろん、勉強不足でもあるとは思うけどね。
はぁー。
辛いなぁ。