写真は映画「君の名は」より
どうもー、ふろゆです。
先日はテーマ設定のことを書いたので今日はジャンル設定をば!
ジャンルって色々ありますよね。
職業ものだったり恋愛ものだったり、ファンタジーものだったりetc...
テーマより先に決めちゃう人も多いはず。
僕もそんな経験あります。それ故に酷い恋愛ものを書き上げた。
先に僕の出した答え言っちゃいますね。
ジャンル設定に大事なもの、それは「(……)」
ないです。
ジャンルくらい何でも好きなもの書けばいいんじゃないかな!
というのも、それこそ取材で簡単に補える要素ですし、
これに人生の中での経験のみって縛りを入れちゃうと
2作目、3作目と書けなくなってしまいますからね。
それに、例えば職業ものって一言で言っても
弁護士だったり刑事だったり医者だったり探偵だったり色々あります。
上に書いた職業だけでも4作品書けます。
さらにそこから笑える要素入れようとか悲しい要素入れようとか、
組み合わせは自由自在。作家の個性が一番出るとこなんじゃないかなぁと。
取材して書いていくうちに、職業ごとにその職業にだけある
独特な悩みや問題が出てきたりして、それもまた面白い。
あれってなんなんですかね。名前あるのかな。
自分の知らない職業の雑学で心が躍るやつ。
たとえば医療ものの難しい病名や難しい手術の説明とかのあれや、
探偵N(ナレーション)「探偵の収入は本来、依頼人からの報酬のみと言われているが実はそうじゃない(以下略)」
とかそんなの。
この先、役に立つ可能性の方が少ない知識なはずなのにめちゃくちゃ面白い。
僕の勉強不足ですが、謎です。
あれ、わくわくが半端ないです。
名前ないなら勝手につけちゃおうかな。
それに、ジャンルを細かくすれば細かくするほど
過去の既存作品に似た既視感を避けることだってできます。
ん?職業ものって最強なんじゃね。
困った時のおすすめは職業ものです。
大枠で職業ものってだけでもこんなに選択肢があるにも関わらず、
まだまだ大枠はいっぱいです。
好きなジャンルだけ書き続けても書ききれないくらいドラマってあると思うんです。
なので、ジャンルくらい好きなものや書きたいものを書けばいいんじゃないかなーと。
ちなみに僕はファンタジー系が好きで、習作ではよく書いています。
ヤングシナリオ大賞に応募した時もファンタジー系でした。
タイムリープものです。
何でタイムリープものを書こうかなと思ったかと言うと、
大前提としてまず書きたかったってのもあるんですけど、
2016年に公開された君の名はって映画、
めちゃくちゃ面白かったじゃないですか。
あの年、見た映画で一番衝撃的でした。
DVD借りて見直して感想もいつか書きたいなーって思っています。
もうね、これを超えるなんて今の僕には無理だと分かっていても
(いつか超えます。超えて皆さんに劇場で見せます)、
挑戦したくて、頭の中ではいつの間にか構想がばっちり。
そして書き始めてしまっていたのでした。
もちろん、「君の名は」に劣ると言っても書いている時は大賞を目指していました。
というのもこのタイムリープものというジャンル、
僕がタイムリープもので一番好きなバックトゥザフューチャー
見たときの感動を今でも覚えているサスペンス込みのタイムリープバタフライエフェクト
といった大ヒットを飛ばした大作があって、面白くて人気のあるジャンル。
「君の名は」と同じ年に時をかける少女がドラマ化された。視聴率も悪くない。
時期が被ってても面白ければ良いところまでいける。
という目算が立ってたんですよね。
結果は二次落ちだったわけですが……。
これには言い訳できません。完全に実力不足です。
いつかタイムリープもの、再挑戦したいなって思っています。
話はだいぶ逸れてしまいましたが、最終的に言いたいのは
ジャンル設定はあまり気にしていないってことです。
「君の名は」に感銘を受けてしまって書く。
そんな動機でもいいじゃないですかってことです。
結局、書きたいジャンルを全力で書く。それが一番大事。
コンクールでは最低限の勝算が必要です。
伝聞ですが、映像化の予定がある賞では歴史ものやSFものは
映像化の予算がかかって大賞は取れないとよく聞きます。
すごく挑戦してみたいですけどね。歴史ものやSFものがダメって応募規定にはありませんし。
何よりファンタジーと相性が良い。
頭ではわかっていても避けちゃうのが僕の悪いとこです。自分で幅を狭めています。
そこでお願いがあります。
誰か歴史ものやSFもので大賞をとってください。(人任せ)
歴史ものやSFものに大賞取られるなら僕が佳作であろうと悔いはない。