脚本の技術 思い出

【第2回】5枚シナリオ「これが常識」

投稿日:

第二回のテーマは「赤い服」


 

5枚シナリオ。

この企画を始めてから多くの方から反応を貰っている。

ありがたい。

その中の一人、僕の友人である"シナリオの天才君"にも前作の5枚シナリオ

「受け身なチョコレート」は読んでもらっていて、

 

もっと殻を破っていけよ

 

とバッサリ言われた。

いやね、これは10000%言い訳なんだけどさ。

いつも殻を破って書いているつもりではあるんだよ。

 

でもシナリオを読んでもらった時の感想で、

内容がこじんまりとしてしまっているよね!

とか、

もっとふろゆさんらしさが作品に出ると良いよね!

とか、

平均して80点以上は取れるんだろうけど、その先がね!

とか。

そういうことをよく言われている身としては、

 

またか……

 

といった感じなんよね。

色んな人に言われるってことはマジで芯を食った感想なんだろうし、その辺の理解はしているんだけどね。

言われる度に「真剣に読んでくれたんだな」と感謝もしてんだけど、

 

言われても難しくね??

 

自他共に認める弱点。

その改善が必要なのは分かっていても、直そうとして直せるものでもない。

だって自分では殻を破ってるつもりなんだ……。

 

この殻を破ることが大事なんだろうね。

当面の目標である。

ずっと前にも同じこと書いた気がする。

直せねーんだよなー。

 

なんだろうなー。

 

賛否両論あるシナリオ

 

ってことなんかな?

こう言語化してみるとすっごい否定をしたくなるけれど、そういうことなのかもしれねぇ。

 

天才に言われたのは、

 

おいふろゆ、どうした!?

 

と心配されるくらいの作品を書け。らしい。

 

オッケー分かった。


 

 

テーマが『赤い服』

 

僕以外に同テーマで書いてくれている人はいるんかな?

最初このテーマで書くってなった時、

 

・赤い服が似合う女の子から感動系に持っていく話

・真っ赤な服を絡めた都市伝説系の話

 

なんかが僕は思いついて、

どっち道ヒューマンかサスペンス辺りが定番になるんだろうなぁと思った。

でもこの辺りを書いてしまうと、

 

ベタじゃね??

 

ということでプロット変更。

自分で書いた「テーマの考え方」記事で、

 

ありふれた話は書くんじゃねーぞボケカスオラァ!!

 

と言ってしまって自分の首を全力で絞めるという皮肉。

 

……。

 

それで生まれた本作。

『赤い服』をコメディっぽくアレンジしてみました。

コメディなら激レア間違いないっしょ!

内容については詳しく書きません。

 

作品内で語るぜ俺ァ!!

 

5枚シナリオ「赤い服」脚本猫柳ふろゆ

PDFはコチラ

 

そもそもこの作品、語るとこ少なくね?笑

 

コメディって書いていて楽しいよね!

「ばっかみてー」と書きながら自分で笑っちゃう瞬間が好き。

 

※感想ください。泣いて喜びます。

 


 

ちなみに教えている子から届いたシナリオは、

 

まさかの3枚シナリオ

 

でした。

課題を書き始めた当日に届いたのは良いんだよ。

やる気を感じるしスピード感もあるし、好感あるよ。

 

でも、

 

枚数いっぱいじゃなくても、5枚目までは書こうなああああ!!!

 

ちなみにコンクールで50枚~65枚と枚数指定されていた時に僕が思う最適枚数は、55枚~60枚くらいです。

(100%個人的な意見)

なんかさー。

50枚だと

「枚数足りなくて増やしたんか?」

と思われそうだし、

65枚だと

「頑張って削ったんかな?」

と思われそう。

 

もちろん枚数が足りないとかオーバーは一発アウトだと思うけどね。

 

ま、

 

規定枚数内であれば(面白ければ)どうでもいいよ

 

これが真理。

枚数に関しては悩んでいる時間の方が勿体ない。

 

 

それでも5枚シナリオは5枚できちんと書きましょう。

枚数使わなきゃ(フィードバック量的に)勿体ないよおおおお!!!

-脚本の技術, 思い出
-, ,

Copyright© 脚本猫柳 , 2024 All Rights Reserved.