雑記 思い出

ガチ会とテレ朝シナコン2022を終えて

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みんな、本当にありがとう!


 

ヤングシナリオ大賞、そしてテレビ朝日新人シナリオ大賞の〆切が過ぎました。

 

お疲れさまでしたーっ!!

 

酒だ酒だー!!

ふぃいいい。やっとブログ更新出来るぜー。

もうね、本当に更新する余裕なくって。

肩の荷が10トンくらい下りた。

すっげー頭悪い風に言っているけど、それくらい頭の中空っぽ!!

あああ疲れたああああ!!!

今年は大きいコンクールの〆切が被ってしまって、阿鼻叫喚の嵐でしたね。

僕も例に漏れず発狂していましたよっと。

〆切順だとヤンシナが2/28、テレ朝が3/1。

だからヤンシナ記事から書くのが筋なのかなーっと思うのだけど、

仕上がった順番がテレ朝先なので、今回はテレ朝応募の記事を先に書いていきまっす!!

 

燃え尽きたよおおおーっ!!

 


 

2022年テレビ朝日新人シナリオ大賞。

テーマは『家族』。

家族、家族、家族……。

『家族って何だよ』って思いますよね。

だから『家族ってこうなんです』。

読後にそう思えるシナリオが一番良いんだと思う。

その『こうなんです』が、かなーり大事なんだけどさ。

『家族は支え合うもの』

とか

『家族はかけがえないもの』

とか。

特段凝らなくても、この辺りの普遍的なテーマで良いのかなーって思う。

大事なのは切り口と見せ方。

そして何よりドラマ、ね。

 

そういったところから始まったテレ朝シナコンの執筆なのだけど、

今回は

 

ガチ会

 

なるものを主催、企画して本腰を入れて挑むことにしまして……。

いや、いつも本腰は入れているんだよ。常に全力。それがふろゆ。

でもそれで結果奮わずなのよね。これが僕の限界。

いつまでも同じ方法でやっていても、運頼みになるだけだ。

ここから更に上を目指すにはどうするかって考えた。

 

自分をいじめ抜く

 

マゾ体質じゃなくてもやるしかねえ!!

そう思って企画した。

ガチ会を知らない人のために話すと、

ガチ会とは

テレ朝〆切までの各週に本編提出、週末に講評し合うことを目的とした勉強会グループ

12月中旬に思い立って、12月後半から募集開始。

2ヶ月前から始まった本格プロジェクトでした。

プロジェクトって響き、いいな。

 

メンバーはこのブログで募集。

初対面の人たちと行うことで、良い意味での緊張感を期待した。

集まったメンバーは4人。

女性が1人と男性3人。次回もあったら4人でやる。ちょうど良かったので。

 

初めての主催で覚束ないことこの上ないと思った僕は、念には念をと講評や執筆のいろはPDF、メンバー専用ホームページ、講評議事録等など急いで準備。

これが良かったのかな。

特に不満も出ることなく、スムーズに2ヶ月間進行することが出来た。

一定のクオリティも確保出来たように思える。いや、単純に筆力ある人が集まっただけかも分からんが。

勉強会で講評に掛ける時間は一作品辺り平均1時間オーバー。

妥協なしの時間無制限講評。

これが4回。

意見違いから喧嘩勃発、途中退場、シナリオのクオリティダウン。

そういったことが起こるんじゃないかって不安も最初はあったけど、集まったメンバーがみんな優しすぎてそんなことは一切なく。

1時間ちゃんと講評して、議論もあって、全員が真摯に自作に向き合える2ヶ月間にすることが出来た。

仲間っ!!って感じがして、至福のひとときだったなあ。

ガチ会メンバーには応募が終わり次第解散!とか言っていたのだけど、今は解散が名残惜しくさえも思う。

参加メンバーも多分そんな感じに思ってる。

グループラインでは『うおおおお』って涙出そうになるメッセージがちらほらと。

解散するって言った手前、グループラインは解散するのだけど、何かすっげーふろゆの悪者感。苦笑

でも、

 

企画して良かったなあ

 

企画した自分の一歩に感謝だし、やりきったことにもお疲れさまって言いたい。

 

そして肝心のシナリオはーと言いますと……

 

最高に良いものが描けた

 

自分で言うなって感じである。

だから『手応え』ってことにしておいて欲しい。

これで一次落ちするのがいつもの僕だから。

もちろん審査は進んでほしいけどね。期待はやめとく。

 

 

4回もがっつりと勉強会したわけじゃん。

講評時間で言えば一人あたり合計5時間とかそれくらいかな。

講評後には当然執筆の時間もあって、各週〆切もあって。

スケジュール内容以上に濃い時間を過ごした。

ぶっちゃけかなり忙しい。ブログを書く暇なんかないし、寝る時間もかなり削れた。

終わった後にこんなに清々しい気持ちなのに、しばらくガチ会はいいかな……と思えるくらいには燃え尽きた。

でもこういう環境に身を置くと、筆力ってかなり上がるんだなって思った。

 

割と真面目に皆に言いたい。

このブログを読んでいる人たちにシナリオコンクーラーっていっぱいいると思う。

『いつも全力で描いています』って人が大半だとも思う。

僕もそうだからね。

でも、描いた作品。作者の持っている筆力の半分も反映されていない気がする。

僕は今回のガチ会を経て、そう思った。

本当はすっごく良い作品を描ける人が界隈にはいっぱいいるんじゃないかって。

そういうことを知れたのが一番の収穫だった。

自分自身、良い作品が描けたってのも十分満足度高いんだけど、

自分の振れ幅って言うの? それを知ることが出来た。

俺、こんなに描けるんじゃんって。

 

脚本家志望の友人ですっごく尊敬している人がいて、その人に今回出来上がった作品を読んでもらったんだ。

もちろん応募前にね。

んで、

 

言うことない!

 

と、この上ない感想を貰えたんだよね。

今までこんなことなかった。

だから、本当に良いもんが描けたんだと思う。

そっかーと素直に受け入れられる自分も何か嬉しかったし。

これで一次落ちしたら(以下略)

 

他のメンバーも『いつもより良い作品が描けたよー』って声が多数あり、本当に企画して良かったなーって思っている。

『俺、この会に来なかったら初稿で多分出していました』

って人もいて、会の意味あるううう!!と嬉しく思った。

シナリオスクールとはまた違っていて、

 

『1時間も語れる会はここだけだよ』

 

とも仰ってくれ、このガチ会だからこそ生まれた描写、セリフ、ドラマ。

各々の作品にいっぱい生まれたんじゃないかなって思ってる。

 

とまあ、すっげえ有意義な勉強会でした。

 

第二回のガチ会はまだ考えていない。

あるとしたらNHK創作テレビドラマの時かな。

でも人集まるか不安だし、どうかな。

 

僕のテレ朝執筆及びガチ会は、そんな感じでした。

かなり満足度高いものになったと思う。

メンバーに救われた感もあるけど。

 

応募が終わった後の余韻は、

文化祭の準備とか、演劇の練習を経て公演後……みたいな学生時代を思い出させてくれた。

みんな頑張ったねー。良いもの出来たねーって。

 

もれなく疲労感も同じくらいある!!笑

 


 

前々から思っていたんだけど、

 

脚本家目指している人って良い人多くね?

 

僕が恵まれているだけなのかな。

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