脚本の技術

第1回・脚本コラム「独白やナレーションは悪?」

投稿日:2018年5月9日

「脚本コラム」新しく新設しました。

僕の気づいたことを対談方式で紹介していくコーナー「脚本コラム」です。

趣向を変えてブログを書いてみようかなって。

第1回と書いていますが続くかは分かりません。

好評なら次も書いてみようかな!

※不評だったら打ち切りで。


 

ふろゆ
どうも、こんにちは!脚本コラムのコーナーへようこそ!

ふろゆです

助手
相談に来ました。助手です
ふろゆ
今日は、どうしたのかな??
助手
シナリオには独白やナレーションはあまり使っちゃいけないって聞いたんですけど、ダメなんですか?

ふろゆ
独白はあまり良いとは言われないね。でもどうだろう。

例えば三谷幸喜さんの作品。独り言が多いのに面白いよね?

助手
確かに多いですね。プロが使っているなら使ってもいいってことですか?

ふろゆ
そのまま飲み込んじゃダメだよ。あれは三谷さんだからできるんだ。

それを可能にしているのは作品の世界観。

僕は三谷ワールド(※)と読んでいるよ

※僕が勝手にそう呼んでいるだけです。

助手
み、三谷ワールド?何なんです?

ふろゆ
三谷さんは舞台、演劇に精通しているからね。

彼の作品からはそれっぽい雰囲気が滲み出てくる。それが三谷ワールド

助手
舞台……あ!!

ふろゆ
そう。舞台での”独白”は効果的な技。

その世界観を作れるなら独白を違和感なく効果的に活かすことができる

助手
す、すごい。

まさに劇作家の三谷さんだからできる手法!

ふろゆ
独白以外にも大袈裟な仕草やわざとらしい演技も三谷ワールドだからできる強みの一つ。

逆に三谷ワールドはそれらの独白や演技が作っているのかもしれないね

助手
相乗効果みたいなものもあるんですね
ふろゆ
一般的に言われていることやルールをあえて崩すことで

それが脚本家の強い持ち味になることもある。

人と違うことをするからそれが個性になるんだ

助手
なるほど!
ふろゆ
独白やナレーションはもちろんシナリオをつまらなくすることもある。

スタイルの定まっていない初心者が使うには難しいものなのかもしれない。

でもね。効果的に使えば決して悪いものじゃないんだよ

助手
分かりました!

これからはバンバン使っていきます!

ダッダッダッダッ

ふろゆ
ちょっと待って!効果的に使わないと……。

ああ、行っちゃった。

終わり。

 


 

 

書いてみて思う。

見易いっちゃ見易いし、この形もブログとしてありかもしれない。

問題があるとしたら、

これ書いてる時、真顔で書いてることかな。

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