4月になりましたね。新年度の始まりです。
暖かくなってきましたし、ついのんびりしていけませんね。
常に書き続けることは僕はあまりしないんですけど、
アイデアくらいは貯めていたいものです。
4月。
脚本家を目指して丸々2年が経ちました。
学生を終えてからすぐに本気で目指し始めたので4月になると節目を感じてしまいます。
うーん、早い。2年が終わってもう3年目ってことでしょ?
この調子だと10年、あっという間なんじゃないかな。
10年でも20年でも書き続けてやるよっ!とは言えるものの、
10年も全く評価されなかったら流石に自信をなくしてどうなっているやら……。
だから僕は10年以上目指し続けている人は本当にすごいと思っていて。
前回のヤンシナの大賞の人も12年だったかな。本当にすごい。
僕だって脚本家になるって夢は初めて本気で頑張りたいって思えたことだから10年経ってでも叶えたい。
それまでメンタルが持つかは自信がないけど。
うん、ちょっとセンチですね。
花粉のせいかな。このヒノキ花粉めが。
前向きな話に切り替えていきましょう。
というわけで脚本家になるための作戦を考えてみます。
脚本家を目指して3年目。
1年目はひたすら勉強をしました。
書き方からキャラクター描写、教則本だっていくつか読んだし色んな作品に積極的に触れていきました。
2年目はひたすら書きました。
作品もいっぱい書いたし脚本家を目指すブログだって始めました。
こうやって見るとインプットの1年目、アウトプットの2年目って感じで面白い。
いたって順調じゃないか。
3年目はどうしようか。
インプットとアウトプットのどっちを重点的に頑張ろうかな。
……どっちも足りない。
勉強だって足りないし作品数だって全く書き足りていない。
それに色々なことを経験だってしたい。
ダヴィンチが絵を極めるために多くの学問を学んだように、
僕も脚本を書くために多くのことを経験しなくては。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」なんて誰か偉人が云ってたっけな。
脚本家を目指すべくやらなければいけないこと、その答え。
自分がやれることをやる。
これです。
自分がやれることをやる。
これが全てです。
どうすれば面白い脚本が書けるようになるのか。
どうすればコンクールで大賞を取れるのか。
どうすればプロの脚本家になれるのか。
そんなことは誰にも分からないです。
人それぞれの道がありますし、足りない素養だって違う。
だからやるべきことは一人一人違うし、目指すべき道だって違う。
だからこそ多様な人材が脚本家にはいて、多くの作品が生まれるんですよね。
これって基本的なことだけど忘れがちなことだと思います。
みんな当たり前のように違うはずなのに「プロの脚本家」という目指す地点が一緒なだけに、つい模倣しがちになる。
クリエイティブな世界では隣の芝生は羨むものでも真似するものでもないです。
プロの世界、いいなぁって思ってしまいますけどね。
唯我独尊までいけとは言わないけれど、自分がオンリーワンにならなくちゃ。
オンリーワンで居続けることでプロになれると思っています。
真似したところで結局その人の劣化コピーが限界なわけですから。
劣化コピーとオリジナルならそりゃオリジナルに仕事がいきますよ。
だから自分がやれることをやる。
自分に特化したぶっ飛んだ物を書く。
今年も来年も再来年も、その先だって……。
ただ、オンリーワンの世界だって分かっている人ほど意固地になり易いのでそこが注意です。(自戒)
ちょっとずるい作戦というか答えになってしまいましたね。
うーん。
あえて今年度の作戦を挙げるならやっぱり経験かなぁ。
色々なことを経験したい。
自分を作っていきたい。
幼少期から今までの、育ってきた過程や環境だって武器にはなるけど、
それって半分以上は神様あるいは親が作ってきたものではあるよね。
これを才能と言ってしまうのはちょっと悲しい。
やっぱり人生観ならぬ脚本観は自分で作っていきたい。
自分で選んだ道だから尚更ね。神様や親に逆らって生きていきましょう。
だから今年度は積極的に経験を選んで積んでいきたいかな。
ちなみに蛇足になるけど「学び」も大事です。
どうしても経験できないことは知識で学ぶ。
プロの脚本家はこの「学び」を徹底している人が多い印象です。もちろん並行して経験も積んでいると思うけど。
専門的に言えば「取材」って言うのかな。
最近だとアンナチュラルを書いた野木亜紀子さんが今作の脚本を書くために法医学関係の本を数冊読んだとか。
それに直接、法医学の先生の話も聴いていたはず。監修もしてるのかな。
逃げ恥、アンナチュラルと大ヒットを飛ばした人気脚本家、野木亜紀子さん。
そんな野木亜紀子さんがこれまでにどんな経験をしてきたのかが気になりますね。
でも作品を見てるとちょっとだけ人となりが分かる気がする。
僕はまずは人生経験かなぁ。圧倒的に足りない。年齢を差し置いても足りない。
なので「学び」も大事だと思うけど、今は「経験」の方が文字通り経験値が高そうです。笑
どうもコンクールがないと生きている感じがしませんね。
脚本のことばかり考えていても発散するところがなくて虚しい。
大学出るまで何を思って生きてきてたんだろって今更ながらに不思議に思う。
頭空っぽだったんじゃないかな。
はぁ……。
脚本を仕事にしてる人、羨ましい。