私事で大変申し訳ないのですが……
毎年のことながら、ヤンシナの締切(2/29)までブログの更新はほぼ死にます!
というご報告。
理由は簡単です。
ヤンシナを書きたいから!!
時間ねえよ!
1日5時間1か月シナリオ生活を始める必要があるわコレ。
【5時間】
これはプロの世界で生き残るために必要なシナリオの「執筆」時間です。
(僕が勝手に決めた)
参考までに今週の僕の執筆時間を見てみましょうか。
月曜日:疲れて寝る
火曜日:プロットを見直してウットリして寝る
水曜日:ウットリしていたら改善案を見つけて寝る
木曜日:寝る
金曜日:意気込んで寝る
土曜日:今日寝るのはまずいのでファミレスに避難してプロットを再び寝る、じゃなくて練る。
計:執筆0時間。
これを見て、ふろゆさん、バカか?
と思ったあなたは正常なプロ志向でプロ思考な持ち主。
何だか共感できてしまったあなたは今日から僕と一緒に1か月シナリオ生活をやってみましょう。
音楽の世界でプロになる場合だとこれくらいの自主練習時間は必要みたいです。
シナリオもあたらずといえども遠からずな時間だと思うよ。
音楽とシナリオはもちろん違うけどね。
ので、1日5時間シナリオ執筆に時間をかけてみましょう。
締切前1か月さえも出来なきゃ無理よ無理。
何度も言いますが、大事なものは執筆時間です。
プロットを練る時間はササっと終わらせて一日最低5時間は書く。
プロットは本編書いていたら大体が変わっていくものだし、
大筋だけパパっと決めて書き進めていった方が良いですよ。(経験則)
シナリオ下手なら尚更ね。
というわけでやります。
頑張ります。
頑張りましょう。
最後に、何でこんなに初動が遅いのかお教えしましょう。
5本分のプロットを練ってた。
どれだけアイデアが多くても、書けなきゃ意味がないですよ。
締切順守。
当然よね。
最近、僕にはシナリオの神様が憑りついている。
プロデューサーの方との出会いもそうだけれど、
一番デカイと思っているのは「シナリオの天才」との出会いである。
「シナリオの天才」
そんな者は存在しないと思っていた。
今までに数多くの脚本家志望の方と接し、話した。
そんな中、天才と呼べる人は誰一人としていなかった。
みんな良い意味で努力をしていたし、夢を追い、脚本術を伸ばしていた。
素敵な努力家ばかりである。
だから脚本家志望に天才なんていない。
ゆえに
「セリフはセンス」
という言葉が嫌いだった。
努力してきた人間が言っても説得力がないし、努力していない人間が言っても齟齬が生まれる。
セリフはセンスなんて言う人は自分に諦めをつけたいだけだって思ってた。
だから世間一般のこういう回答や流れには反吐が出る思いである。(個人的な意見だからね)
つまるところ「シナリオに天才はいない」
そう思っていたのだけど、出会ってしまった。
シナリオ無勉の男。
僕の旧友、もう10年近い付き合いになる。
数少ない友人の一人である。
2年くらい音沙汰がなかったけれど、最近また会って話すようになった。
「俺、シナリオやってんだぜ」と話すと
「マジかぁ。どんな話書いてんの?」と返してくる。
もちろん無勉で無学の者。
シナリオについては何も知らない。
でも興味津々だったから、あまり期待せずに話してみる。
感想はどんなものでもあった方が良いと言うのが僕のスタイルだけど、流石に今回ばかりはあまり期待していなかった。
が、
出るよ出る。
アドバイスの霰が降ってくる。
でね、
それが刺さんのよ。面白いくらいに。
こんなにシナリオをやってきた僕のシナリオを無勉の者がここまでフルボッコにするってどういうことよ。
そのどれもが核心をついていて、本当に焦った。
天才はいないと思ってたけどね、いるわ。
「このシナリオ、ドキドキがねーんだよなぁ。壁が必要じゃね?」
とか、
「そこのセリフ、逆のこと言おうぜ」
とか、
お前絶対シナリオやってたろ! と思える内容をポンポンと秒単位で言ってくる。
あまりにもスゴイんでシナリオを勧めてみたものの既に夢あるとやる気なし。
才能はやはり腐るところにある。
皮肉よね。
嫉妬していても生産性も糞もないので、
僕の「ヤンシナ専属ストーリーアドバイザー」として任命。(強制である)
鬼に金棒、いや、この場合は人に金棒か。
なので、
今年のふろゆは一味違うぜヤンシナさんよおお!(金棒もちー!)
ま、あと1か月。
頑張っていきましょう。