今月30日はWOWOW新人シナリオ大賞の締切です。
WOWOWは脚本家を目指すものとしては無視できない大きなコンクールの一角です。
多くの脚本家志望の方が今、筆を握っておられることでしょう。
更に言えば日本シナリオ作家協会が主催の新人シナリオコンクール、(9月30日締切)も無視できません。
プロの脚本家になるため、僕はここに何が何でも出したい。
そう思って一から構想を考えてみるわけです。
良いアイデア降ってこい!舞い降りてこい!
狙うはもちろん大賞。
だからこそ神がかったアイデアを探して探して……。
そんなこんなで早数日。
まっったく出てこない!!
全く浮かんでこないです。ネタ帳を見てもパッとしない。
ネタ帳を開いているくらいですし、何となくいけそうなアイデアはあるんですよ。
これが問題。
書く気がしない。
書く気がしない。やる気がないという根本的な問題。
なぜこんなことになっているのかは分かっている。
アホみたいなことをボリューム100くらいで言っていいでしょうか。
テレ朝新人シナリオ大賞に作品を出すと決めたその日から、テレ朝の恋愛プロットを必死こいて考えてそれで練っていたんですよね。
ドラマチックな恋愛、シチュエーション、色々と考えました。
数日間ずっと、ずううううっと恋愛のことばかり考えていました。
もうね、自分の中でのワクワクが止まらないんです。
こんな恋愛してぇなぁ!恋愛してぇ!彼女は脚本だけどさ!
こんな感じに頭の中が恋愛一色になってしまったんです!
とにかく恋愛がしたい。女子高校生並ですよ。
だからね、今はこの話を書きたくて考えたくて仕方がない状態。
自分の構想した作品を形にしてひたすら愛でたい。
それを煮詰めてテレ朝に出して今度こそ大賞を取るんじゃい!
うん、頭では分かっているんですよ。
テレ朝の件は一旦、糠にでも漬けておいて漬物にしてさ、今月はWOWOWや日本シナリオ作家協会が主催の新人シナリオコンクールを書いた方が良いって。
分かっている。分かっているんだけどさ……。
無理DA☆
恋愛(テレ朝プロット)の自己主張が強すぎてね、これを書かないことには次にいけない……。
集中できないんだもん。
ということで、諦めました。
さらばWOWOWと日本シナリオ作家協会が主催の新人シナリオコンクール。
自分のマルチタスク処理能力の低さ、不器用さに泣ける。
忘れよう忘れようと抑え込んでも出てくるよ。
「LOVE」が。
何かを書きたい欲求が最大限に高まった時、人は他のことに集中できない。
そんなことを教えてくれた貴重な経験でした。
テレ朝の「テーマ絞り」、思わぬ弊害が……。でも、すごく真剣になれたかな。
というわけで皆さん、WOWOWと日本シナリオ作家協会が主催の新人シナリオコンクール、頑張ってください!
僕は愛(テレ朝脚本)と戯れています。
日本シナリオ作家協会が主催の新人シナリオコンクール、
良い感じに略したいよね。長い……。
新人シナリオコンクールだとちょっと分かり辛いし、
特別賞の「大伴昌司賞」から「大伴昌司コンクール」とか
そういう感じになってくれると認知度が上がりそう!
テレ朝は100パーセント参戦します。
博打色が強い作品だけど、テレ朝ならきっと許してくれるはず!そんな願いを込めての執筆です。
テーマは
「恋愛という普通ジャンルの中での異端作品」
目立つし魅力的じゃないですか!
前の記事で今回はキャラクターで勝負するって書いてはいたけど、良いアイデアが浮かんでしまってからはそれを活かすためにスルスルと……。
結局いつも通りな感じです。こういう書き方をするんだよ僕ァ……。
これからでも頑張ってキャラクター、意識しよ……。
ヤンシナもそうだったけど、最近のコンクールでは博打ばっかりやっている気がします。
教科書的な作品ってずっと言われてきた反動なのかなって勝手に思っていて……。
もしかしたら衝撃的な作品を生み出してコンクールに投下することに喜びを感じつつあるのかもしれない。
それでいて一次落ちしてボロクソに凹むわけですからね、そりゃ心配されますよね。
もうね、皆さんには頭が上がりません。これからもこんな僕ですがよろしくお願い致します。
衝撃的な作品といえば、最近になって災害物が題材の作品の受賞とかありますよね。それも目立って多い印象です。
芥川賞の候補にも災害物が入っていましたし、世間的にも認められた題材、ということなのでしょうか。
東北大震災から熊本地震、最近では北海道でも大きな地震がありました。台風もありました。
皆さん、大丈夫でしょうか?僕のブログの読者さんにも被災した方、多分いますよね。お気楽な立場の僕が言うのもあれなんですけど、このブログを読めるくらいには無事で何よりです。
地震や台風で災害を身近に感じる機会が増えたからこそ注目される題材になったということなのかな。
不謹慎ですけど、時代に合ったというか……。
災害物って出来れば避けたい題材というか、勇気がいるというか、「被災者の気持ち分かってんの!?」って意見はほぼ飛んできますし、賛否両論が分かれる題材だと思うんですよね。
そんな危うい題材ですから、賞を与えるのは臆しそうなものですけど、最近になってやけに受賞だったり注目が多いんですよね。
審査員の方も斬新だ!勇気ある挑戦!それもよく書けてるからまぁ良し!なんてね。良く書けてりゃ良いんかい!とツッコミを入れたくもなるんですけどね。
だから危ない橋を渡ることって怒られそうで意外と良い線をいっているのかなぁと最近思うんです。
良い意味で紙一重なのかなぁって。※誤解がないように。僕は不特定多数の方が嫌な思いをする題材はその時点であまり好きな題材ではありません。災害物とかもあまり……。
博打なんで問答無用で一次落ちになる可能性も当然ありますがね。不適切と一蹴されたらはいおしまい!
でも枠にハマらないこの感じ、この姿勢で面白さを追求する、
これが僕は楽しいんですよね。