Hulu-U35クリエイターズチャレンジ、一次で落ちました!!
君落ちたよーってメール届いてた。
絵は自信あったんだけどな!!
通過者たちの名前を調べてみると映画監督をやっている人が特に多かった。
作品の映像がネット上に転がっているレベルの人がゴロゴロ。
僕なんて一作品もないわ。
自分の企画の出来不出来は棚上げして思ったことをそのまま書くけど、
今回の公募は企画者自らが監督をする形で映像化し、それをドキュメンタリー形式で番組化する予定とのことだったから、ある程度その企画に耐えられる力を保証された人材でないと厳しかったのかなと思った。
そんな中、無名で通過した人は何者なんだとも思ったけど。
実は無名ってだけで力自体はあるのかもしれん、それは審査員しかわからん。
ていうかU-35ってだけあって、自分とそう年の離れていない人たちが監督やっていたり演出やっていたり、映画祭で受賞していたり……
みんな頑張ってんな!!
と思った。
そんなの当たり前なんだけどさ、こうズラッと名前を並べられたら嫌でも実感する。
コンクール応募をコツコツ頑張って満足しているような僕はまだまだアマの中のアマだよなあ。
でもそれ以外でプロになるための動線は何も思いつかないから結局コンクールに頼るしかない。
やりようによっては色々あるって言う人も中にはいるけれど、僕にその方法は思いつかない。
正直一個人が狙ってプロになるにはコンクールで結果を残すしかないって思っている。
第一線で活躍している人たちもみんな受賞者だからね。
例外で僕にだけラッキー降りてこい。頼む。
プロの脚本家が狭き門ってのは分かるけど、志すところのハードルが初回からクッソ高いのは辛いとこではある。
で、その頼みの綱のコンクール。
今回の落選を受けて、いや、ここんとこコンクール全般に対して思うことなんだけど、
通った落ちたの喜怒哀楽が死んだ
コンクールって結果至上主義の世界だから、通った落ちたって結構大事だと思う。
【受賞作以外価値なし】
コンクールに長年応募を続けている人ならこの言葉の重みは分かると思う。
もう本当にコレだから、通った落ちたは脚本家として運命を左右するレベルの大きなもの。
一次審査であろうと一喜一憂も当然。
でもその結果について最近は何も思わなくなった。
早く結果出ろーとか微塵も思わない。結果を全く楽しみにしていないし期待もしていない。
そんなんだから通っていてもあまり嬉しくないし、落ちても、アーダメだったか。でおしまい。
なんつーか、コンクールって暗闇にボールをずっと投げ続けている感じなんだよね。
レスポンスなんて返ってこないのが当たり前。
量子力学のトンネル効果みたいな、人間何千何万回も壁にぶつかればいつか壁を貫通する。
そんな一糸の可能性に懸けている感じ。
それでたまに、超たまに、暗闇からボールが返ってくることがあるけれど、ボールを投げ返すのは自分ではなく他人。
これは当たり前のことだけど、その事実に意外と気づけないのがコンクーラー。
みんなやってやったぜって思っちゃう。
どこに投げてもどれだけ力を込めても返ってこない時は返ってこないし、返ってくる時は返ってくる。
どこまでいっても他人任せ。それがコンクールの本質だと思う。
「自分は頑張った」、「俺は最高傑作を出せた」、「この作品は面白い」。
そんな自己満足は当然伝わらないし評価されることもない。
当然のことだけど、最近はそういう思いが強すぎて
「他人に期待しても仕方ねーよな」
「自分にやれることをやり続けよう」
そんなマインドに落ち着いちゃっている。
だから審査結果もうまくいったなーいかなかったなーくらいの気持ちで受け止めている。
焦点は審査員をどれだけ満足納得させられるか。
『シナリオの書き方』みたいなものを僕は信じていないけれど、
『審査員を満足納得させられる作品の書き方』は多少あると思う。
そんなくだらない審査事情に付き合ってシナリオを書き始めたら終わりだと思っているけれど、今は片足どころか両足どっぷりと浸かっちゃっている。
そうすればボールが返ってくる可能性が多少上がるから。
唯一の救いはこういうクソみたいな思考回路や事情さえもコンクールでは伝わることがないということ。
それもやっぱり他人任せだから。
もうこうなってくると脚本家として終わりなのかなと思う一方で、
一々気を調整する必要がないから応募や執筆に対してかえって楽な状態ではある。
どれだけ頑張って書いても落選するのが当たり前なのだから、肩の力が抜けた今くらいがちょうどいい。
もちろんプロになる気はあるし、コンクールで受賞だってしたい。
でも期待はしない。ただひたすらボールを投げ続けるだけ。
最近はそんな考えでNHK創作シナリオとつんく♂中2映画プロジェクトの公募に取り掛かっている。
問題は投げるボールが手作り製で、一球作るのに時間が掛かること。
返ってくるかも分からないのに、お手製の球を暗闇に投げ続けようとしている。
審査員に気に入られるよう目立つ刺繍を入れて。
もうこれは創作ではなく作業に近いかもしれない。
それでも投げ続けるしかないから辛い。
神奈川県から謎の宅配が届くよと言うラインメッセージが届いた。
Amazonで何か注文したわけでもないし、心当たりは全く無い。
それが昨日手元に届いたわけだが、
「どうせ当たらねーだろ」
そんな気持ちで1ヶ月くらい前に応募した懸賞の商品だった。
コンクール受賞ってこれにすごく近い。
っつーかこういうところで謎の運を発揮しないでくれ、嬉しいけど。怒
余談だが最近は友人に誘われてApexという一般にも人気なゲームで遊んでいる。
元々FPSというジャンルのゲームはやり込んでいた(大会に出た)こともあって、サクッと上位まで漕ぎ着けた。
昔から対人ゲームは大好きだ。ちなみに今回当選した懸賞もLeague of Legendsという対人ゲームのもの。
対人ゲームには終わりがない。いつまでもやり続けられる。
それゆえに時間泥棒であることが難点。
僕がシナリオオタクになれたのはゲームに割いていたやる気と時間を全てシナリオ方面に変換していたから。
しかし最近はゲーム三昧でその均衡は崩れつつある。
ブログ更新しなくてごめんなさい。
ゲームしてシナリオしてブログまで書いていたら僕が二人いても足りないんで。苦笑