いたずら猫が降ってきたよ……
昨日、WOWOW新人シナリオ大賞のアイデアが全く出なくて、もうダメだーとそんな記事を書きました。
あれね、自分で自分を下げるようなことを言うのもあれなんだけど、投げやりの記事だったんです。
自分って何でこんなに不器用なんだろうって。
「こんな駄目駄目な人間だけど、唯一思いついた大賞級(と思っている)アイデアを引っさげて頑張ってテレ朝を書くよ!だからそんなに駄目って言わないでね!」
そういう自分でもよく分からん感情、その一心で書いた記事だよ。
つまり、クソダサい記事だよ。
そんな記事を書いた一日後の、今日。
訳が分からないでござる。
あれだけの期間を考えて、全く出てこなかった構想やアイデア。
テレ朝の恋愛の構想に引っ張られてばかりで四苦八苦した日々。
あの日々が嘘のように、唐突に今日降ってきた。
降ってきた、いや、違うな。
夢といっても完全に一から生み出したわけじゃないんですよ。
枕元に菩薩が出て~みたいな話ではありません。
WOWOWのアイデアで悩んでいた時、アイデアが全く出なくて大学の時に所属していた演劇サークルの時の脚本(自分で書いた)をどうにかしてドラマに落とし込めないかなぁと悩んでいた時期があったんです。もうね、藁にもすがる思いでした。
その時は、
「いや、あれは演劇用に書いたわけで……。それに、ワンシーン物は不向きよなぁ。そもそも一度公演していて……」
なんて思ってボツにしたんです。
その話がベースってかインスパイアされたというか……。
ヒョンなアイデアが夢に出てきて、起きたら構想がブワワワアッッって。
そしたら面白い設定や複雑な伏線もいっぱい思いついちゃって!
あれ?こんなに頭良かった?みたいなよく分からんハイ状態に。
あの瞬間、あの気持ち良さ、経験したことがない脳の回転。
これも一種のライターズハイ。(共有できないのが辛い)
あの時に書いたものとは全くの別物なんだけど、僕の中では確実に後継作!
そういうアイデアが降ってきたんですよね。今日。
すごく書きたくなってしまった。
ちくしょう……。
WOWOWは書かないと決めた次の日にこれだよ。肩の力抜けたんかな。
あれだけ書かないって言っておきながらなぁ。
二転三転手のひらくるくる。もう十八番芸ですね。
アイデアと一緒にもれなくクソダサ男も降誕です。
書くべきか否か。
いや、答えは出ている。僕はきっと書く。
嗚呼、
間に合うかなぁ(半泣き)
やりますよ、やってやりますとも!
思いついたアイデアは伏線が盛りだくさんで知識もある程度ぶっこまないと面白くならないシナリオなんですよね。
だからまずは取材、その後にプロットです。
あと20日しかない……。
伏線いっぱいの作品って矛盾を作りたくないからいっぱい書き込んじゃってプロットが凄いことになるんですよね。そこに時間がすごくかかる。
でもそうやって考えられた作品、そこからくるどんでん返しの作品って若者にウケる。僕はそう思っていて……。
奇遇にもWOWOW新人シナリオ大賞、この作品にピッタリじゃないですか。
ヤンシナよりもページ数が多いってのも魅力的です。伏線回収にはもってこいの長さ!
もうさ、神の啓示じゃね?
神「オラ、書けよ。ふろゆ」
一次落ちしたら無神教に入信します。