脚本の技術

シナリオを公開して思った5つのこと!

投稿日:2019年7月5日

 

みんな読んでくれてありがとう!


 

シナリオを公開して早3日。(公開作品:朱殷のヒーロー)

7月5日18時現在。

喜ばしいことに300人近い方々が読んでくれています。

颯爽と人気記事へと躍り出ました。

ヤンシナの応募総数が1735作品(第31回)なわけでしょ?

それで300人が読んでいるって、相当な数字だよね。

感謝しかないですよ。感謝感激、雨あられ。

あられどころかポテチ降ってくるよポテチ!!

恐らく審査員の一人しか読むことがなかったであろう僕の作品は、浮かばれ過ぎて空を飛びそうな勢いです。

 

 

ただ、一つだけ。どうしても一つだけ言っておきたいことがあるんだ。

 

一次落ち作品でほんっっとうにすまんっ!

マジですまん。

面識もない見ず知らずの人の一次落ち作品なんて読みたくないでしょ。

それなりに時間がかかるよね。

それが300人……。(全部読んでくれたかは分からないけど)

この数の聖人君子の存在に、そんなブログ読者様様に、頭があがりませんよ僕ァ。

感謝してもしきれない。

いや、今後どう関わっていけばいいんですかね。

どんな記事を書けばいいんですか。

 

だから、

 

すまん。

 

今後いっそう、マジで頑張るから。

最低でも一次は突破出来るように、頑張る。

大賞もいつか絶対に取る。

みんなの時間を絶対に無駄にはしたくない。

でも、本当に、

 

ありがとう

 


 

さて、書きたいことは書いたので、今日の記事の本題に入っていこうと思う。

 

作品を公開して、いただいた感想やアドバイスを読んで思ったこと。

 

タイトル通り、箇条書き形式で紹介していきます。

 

1つ目!

やっぱりミスがある!

ミスね。やっぱりあるもんよね。人間だもの。(みつを)

特に辛いのはあれね、

推敲して書き換えた部分が新たなミスを生み出してしまったって発覚した時の絶望ね。

推敲を終えた後に心を無にしてもう一度見直す時間が必要だと思った。

そういう意味じゃやっぱ完成後1週間くらい明けてからもう一度見直すとかを徹底した方が良いね。

特に僕みたいなヤンシナ大好きな人なんかは、年に一度しかチャンスがないからね。

そういうミスをしてしまうと本当に勿体無い。

ミスは誤字脱字だけじゃないからさ、全く油断出来ないよ。

 

2つ目。

視聴者を置いてけぼりにするシナリオ駄目!

このブログを普段から読んでくださっている方々なら知っていると思うけど、僕は作品を書く時、結構視聴者主義な人間なんですよ。

書きたいことは勿論あるけれど、視聴者が楽しんでこそって考え方でいつも書いてる。

作品内で自分を殺してでもこれは貫き通したい考えです。

ここまでくるともう"こだわり"と言って良いね。

でも、出来上がったものは視聴者のことを全く考えていないシナリオ構成になっていたりする。

結果、書きたいことを書いているだけ、連々とライターが楽しく書いているだけと思われてしまう。

つまり、自己満足作品。

誰よりも視聴者第一で書いているはずが、これですよ。

これに関しては、指摘されてやっと気づくレベルですからね。

うんこ野郎です。

信念を語るのは誰にでも出来るからね、実行できるように精進しなきゃな。

 

3つ目!

当時出来なかったことが出来ていると嬉しい!

これはポジティブな内容ね。

ヤンシナ応募時は半年前だからさ、この半年もいくらか頑張ってきたわけですよ。

僕もバカじゃないからね。ただうんこ作品製造機やってたわけじゃないよ。

自分の作品のどこが弱いとか何が出来ないとか自分なりに考えて書いてきたんだよ。

で、今になっての半年前の作品を公開。

そこで「ふろゆ君、ここが悪いねー」なんて自覚していた弱さを指摘される。

でも、

その弱さ、今は(若干でも)克服してっからっ!!

そう言える自分が好き。

たった半年間だけどさ、「ちゃんと書いてきたんだな」って自覚?って言うのかな。

そういう前進した感覚が湧いてくるのって素敵じゃない?

 

4つ目!

気づかなかったこと、思いつかなかったことに気づかせてくれる!

色んな人に読んでもらうと当たり前のように出てくる様々なアイデアたちね。

三人寄れば文殊の知恵なんて言うけど、正にそれ。

シナリオライター間で作品の回し読みをするメリットの大半はこれよね。

半年前の作品で一次落ちしてしまった作品だけど、今でも得られるものはとても大きかったよ。

すっごく考えさせられるし、また一から書き直したくもなるね。

この回し読みをシナリオ応募する前に出来たら最高なんだけどねー。

ブログに載せたら一般公開になっちゃって応募出来ないしなぁ。

独学の僕にはこの方法は無理でしたよっと。

それでも魅力的。

このためにスクール通うのマジで視野。

 

5つ目!

自分の強みや狙いが伝わった……!

これは創作をしている人だけが分かる感覚かもしれない。

自分のやろうとしていること、伝えたいこと、自信のあるとこ、それが見てくれる人や読んでくれる人に「きちんと」伝わる感覚。

人に物を伝えるのって案外難しいと思うんだよ。それがシナリオ形式なら尚の事。

脚本ともなると更に「文字だけ」で勝負だからね。

「好き」の一言でも状況次第じゃ意味が全然違ったりするわけですよ。

それが「きちんと」伝わる感覚ね!

僕は特定の友人以外には、作品を見てもらわないからさ。

なんかこう不特定多数の人に、言わんとしていることや意図が伝わったりするとやっぱり嬉しいなーって。

「おーシナリオライターやってるーー」って妙な自覚が湧いてくる。

まだまだ未熟だけどね。

こんなこと書くと笑われちゃうね!

 


 

とまぁ、ざっとこんな感じ!

他にもいっぱいあるんだけどね!大きく分ければこの5つかな。

作品をこれから公開する人ってあまりいないのかもしれないけれど、

そんな人たちの参考になれば良いなと思います。

 

作品を公開して、

「アイデアを盗まれるよー」

「公開勿体ないいいい」

なんて心配してくださったお声もいただいたのですが、

 

公開に後悔はありません!(洒落でなく)

 

得られるものがでかすぎたよ。

それに、盗まれるようなスキルって結局は「アイデア」や「ストーリー(構成)」。

他の人でも代用可能な物ばかりなんだよね。

「朱殷のヒーロー」はそこに寄った作品だったから、このような心配を掛けてしまったのかもしれないね。

(もうね、お心遣い、本当にありがとうございます。)

 

でも、今は大丈夫!

「僕の強みはそこじゃない!」そう胸を張って言えるから、あの作品を公開しても問題ないのです。

それでも「朱殷のヒーロー」のアイデアやストーリーは、今でも自信があるレベルだったりするんですよ。プロット、それなりに煮詰めたからね……。

 

鬼書き直して絶対良くするんで、今からでも映像化してくれませんか?

 

ま、そんな感じです。

 

この半年間で僕のシナリオ術は劇的に化けました。

だから本音を言えば今書ける最高傑作、NHK創作シナリオを読んでもらいたい。

一次落ちだったこともあってさ、朱殷のヒーローがここまでの反響があるとは思わなかったんだよ。

(15-30人くらいが読んで終了程度だと思ってた)

でもNHK創作は現在一次審査中だから、そこは我慢!

ま、こんな調子に乗ったことを書いておいて一次落ちをするのが僕なんだけどね。

みんな結果をお楽しみにっ!!

 

ふろゆ
次は一次突破記事書きてえなあああ!!!!

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