雑記

新ジャンルを書き上げて目立ちたい……!

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ページが進んでは消える……。

 


 

とりあえず書ききってやろうとシナリオを書いて、やっと40枚になったところで舞い降りる一案。

 

僕は全てのページを削除した。

 

書いている内に、ここは展開が強引じゃないかって思ってしまい、

改善案を何とか絞り出す。

「ん? これなら最初から書き直した方が良くね?」となってしまった。

 

プロット段階では上手くいっているはずなのに、書いていく内に見えてくる強引さや矛盾。

僕の執筆によくある悪い部分である。

プロット練りが浅いのが原因ね。

こういう甘えは往々にして、完成品を見てくれる人に伝わるものなんだよね。

ほぼ100%。作者の懸念点は読者に伝わる。

だからそういう「甘え」を見つけたら作品には厳しくならないといけないと思うんだ。

 

で、

 

現在0ページ

 

HAAAAAAAAAAAAAA。(ため息)

 

良いアイデアだと踏んで書き始めたんだけど、前例がない作品を書こうと思っているから四苦八苦。

 


 

今回プロットを練った際に重要視したポイントは、

 

どうやって目立つか

 

と、いうこと。

これをめちゃくちゃ意識した。

審査員は「あらすじしか読まない」。(読んでますよ。多分)

それくらいの気概を持って考えた。

ゆえに、

「目立たなければ書き始める意味がない」

そうやって考えあげ出来上がったプロット、最初はパッと見の目立ち要素が盛り沢山だったんだよね。

 

1.まだドラマで取り上げられていないであろうジャンルに手を出してみる。

2.そのジャンルを活かせる組み合わせや展開を考える。

3.ちょっとした知的好奇心をくすぐる何かを入れてみる。

4.ファンタジー要素も混ぜて更に風呂敷を広げる。

5.キャラクターやセリフを凝ってみる。

6.固有名詞なんかも突っ込んで書く。

ざっとこんな感じ。

多分まだあるけど、主にこんな感じ。

で、プロットを書き終えてみて

 

いけるやん??

 

と、執筆を始めてみるも、

 

全くいけません!

 

何度も壁にぶち当たるの何のって。

今0ページだかんね?

 

で、心を無にして考える。

 

……。

 

そうか。そうだよな。

目立つことは大事っちゃ大事。

でも、

 

作品のどこで目立つか

 

これが一番大事だということに気がついた。

宣伝するポイントって言えば良いかな。

アプローチは数じゃない。

質や方法が大事だと思った。

(文字に起こすと当たり前だけどね。みんな出来てます?)

 

そりゃそうだよ。

でも全く気づかずに消しては書いて、100枚近く書いてたよ。

 

例えばさっき書いた、

 

1.まだドラマで取り上げられていないであろうジャンルに手を出してみる。

 

これとかね。

「新ジャンル」。

魅力的じゃないですか?

これってそれだけで斬新っていうか新しい話や展開が生まれるよね。

そこに色々ぶち込む必要は全くないんだよ。

新ジャンルであればどれだけシンプルに書いたって、他の作品とは全く違うものが生まれると思うんだよ。

その展開が仮に王道を沿っていたとしても、その「ジャンル」を突き詰めて書いていくことによってその「ジャンル」でしか書けない面白さが出てくると思う。

それこそが「斬新」というやつ。

そんな気がしてきた。

考えすぎるのは本当に良くない。

 

何が言いたいかと言うと、

 

作品のどこで目立つか

 

これを意識すること。

例えばさっき話した「ジャンル」に絞るなら絶対負けないような「ジャンル」に対するこだわり、いわゆる取材を重ねること。

もっと分かりやすいところで言えば、「良いセリフを書く」をアプローチしたいなら、「誰よりも良いセリフを作品内で書く」ということ。

アプローチポイントを突き詰めればあとはどうだって良い。(これは言い過ぎだけど)

 

それくらいシンプルに考えて執筆したほうが良いなって思った。

 

そういう結論に着地した。

 

だってあれだけ考えたプロット、真っ白よ?

「何が一番大事かを考えること」が一番大事。大事大事一番星人やね。(意味不明)

 

いないと思うけど、消しては書いてで進まない人の参考になれば……。

 


 

今日の記事でなんとなーく勘付く人はいるかもしれないけど、

僕が今回推しているのは新しいジャンルを書くということ。

きっと今まで誰も書いて来なかったであろう舞台や世界観を書こうと挑戦している。

これってさ、それだけで情報過多なんだよね。

視聴者視点で考えれば、

「ん? こういう世界あるんだー。ヘェー。どんな世界なんだろ?」

と思うんだよ。これは審査員も同じ。

そこに更に展開の歪さとかどんでん返しのようなケレン味がいるか??

いらねーよ!

分かりづらくなるじゃん。

 

だから、

「真新しい世界観がある」

 

それだけで戦っていった方が絶対に良い。

 

で、新ジャンルを書く上で最も伝えたいこと!

それは、そのジャンルや世界観のドラマを、

 

世に浸透させること。

 

これが第一。

その世界観がドラマとして一般に当たり前となってから難しいことは考えていけば良い。

 

だから僕は今作、

 

王道で書くよ。(展開)

 

「王道で書く」って言うと聞こえは悪いけど、そのジャンルでしか書けないものは必ずある。

そこで差別化をすれば良い。

どちらかと言えばストーリーラインよりも、世界観の説明の方が大事なんかなって思ったりする。

「世界観の説明」って書くとファーストシーンが説明ばかりでストーリーが進まないと思われそうだけど、

そうじゃなくて、「こういうドラマなんです!」っていうアプローチね。

新ジャンルを書く場合はそこがすごく大事なんかなって思う。

「あ、こういう世界をドラマに起こしたらこうなるんだー」

みたいな。

この時、展開は出来る限りシンプル(王道)が良いんじゃない?

例えば、

銀行強盗から金を奪う「銀行強盗強盗」って仕事?があるとするじゃん。

これが主人公だとして、

銀行強盗強盗が事故に合い異世界という名の地獄に飛ばされ、発泡酒を飲んだらドラゴンになってしまうお姫様と恋愛をするドラマ。

ハイ。くっそつまんなそうでしょ?

これなら、

「銀行強盗強盗」が「銀行強盗」だけを「強盗」する目的は何か、というドラマ。

これで良いじゃん。

ただでさえ設定が見慣れないんだから、変に凝ると見る側も頭パンクしちゃうと思う。

変にこだわって詰め込みすぎって言われちゃうのも嫌だしさ。

もちろんキャラクターやセリフは練らなきゃだけどね!

だから王道で書く。

これが最適解、そう思えてきたっていうね。

 

武器は一つで良い。

 

自分のシナリオの武器が「何か」を考えてシナリオを書いていくと今後良いかもしれない。

まだ0ページ。

もう一度プロット練り直しだっだだだ。

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