シナリオの秋ですねー。
XのフォロワーさんがNHKの創作テレビドラマ大賞を受賞した。
羨ましいいい!!!
Xをまともに活用出来ていない僕をフォローしているのだから、きっと読者さんなのだろう。
めでたい!おめでとうございます!
これからも頑張ってください!!
勝手に応援していまっす。
最近涼しくてとても良い。
9月はずっと暑かったので毎日がしんどくてしんどくて。苦笑
さてさてこの度、
シナリオセンターが発刊している『シナリオ教室』10月号に習作シナリオを掲載して頂けました!!
やったぜ!!!
僕のシナセン事情ですが……
毎週課題の提出を続けて、あっという間に卒業目前。残りあと2本。
しかしクラスの雰囲気が良すぎまして。
名残惜しくてペースめちゃくちゃ落として卒業を先延ばしにしている……。そんな感じ。笑
近くに竹下通りっていうおしゃれな道あるんですけど、そこで授業終わった後にクラスメートとクレープ食べに行くからね。
この学生ノリがたまらんのよ。
大人になってやらなくなったことっていっぱいあるじゃないですか。
子どもっぽいことを恥ずかしいと思う大人が多い昨今。
童心にかえりワイワイ出来るこの場所はとても素敵。
男3人でクレープ食べながら喋っていたって良いじゃん。
こういうのを笑う人もいるかもしれないけど、僕はむしろ全力で笑われにいきます。笑
卒業前に『このクラスにいた足跡』を掲載という形で残せたことは良い思い出になったなーと思う。
今回作品が載ったことはとても運が良かった。
僕の所属するクラスの講師は坂田先生という方なのだけど、これがとても良い先生でめちゃくちゃ丁寧に作品の講評をしてくれるんですよね。
細かく分析して色んなことを教えてくれるし、他の人の作品と自分がどう違うか、どう良いのかを具体的に褒めてくれる。
逆にすげー自信ない作品や、らしくない作品を発表した時は『ふろゆ君はもっと面白く描けるんじゃない? どうしてこうなったの?』と正直に言ってくれる。
こういった指導の中で自己肯定感がモリモリと高まっていった。
マイナス評価を受ける度にいつも凹むけど『次は頑張ろう』と机にちゃんと向かうことが出来る。
シナリオの世界で『良いところを伸ばそう』と素直に思える指導をしてくれる先生はとても貴重。
『作品のダメ出しをすること』はすごく簡単なんだよね。
僕は今まで参加してきた勉強会で多くのダメ出しを食らってきた。
でもその度に『じゃあそこを直したら大賞取れるの?』と、いつも思ってきた。
『作品の『面白い』はダメ出しの中にはない』というのが持論だ。
素人同士の勉強会なら尚更にそう思う。
坂田先生に出会い、良いところを見つめ、伸ばそう伸ばそうと描いたのが本作。
シナリオの学び方、創作術の根本を知れた。
この作品を推薦してもらえて本当に良かった。ちょうど描き方の転換期だったから。
作品が選ばれた時に他の生徒さんが『俺の作品はなぜ選ばれなかったのか』と直談判していたのを記憶している。
同じように思ったクラスメートも他にいたかもしれない。
コンクールではこの比ではないほどに多くの人が同じことを思うのだろう。
選ばれる人と選ばれない人。
この違いは何か。
色々考えてみたけど、
運
そう思った。
人や題材との出会い、シナリオを学ぶ過程、得た創作術、読んでくれる方との相性。
多くのものが噛み合って結果が出る。それがシナリオコンクールの世界。
以前やらせていただいた舞台だって、
終わってみればぶっちぎりのクオリティだったんじゃないかと自分でも思うくらい良く出来た作品だった。
それでも
原稿段階では『並』
他のシナリオは抜群に面白かったし、自分の作品が負けているとは思わないけど勝っているとも思わない。
実際脚本家チームの中でも一番好きな作品は綺麗に割れたし、順位も仕上がりもバラバラだった。
僕が結果を出せたのは、演出さんや役者さんとの相性、役者さんや裏方さんとのコミュニケーションの面がとても大きかったように思う。
コンクールでは原稿一本勝負になっちゃうけど、同じこと。
自分の作風にあった題材を選べているか、読んでくれる人の捉え方が一致するか、時代の流れが読めているか、等。
色んなものが噛み合って『面白い』が生まれる。
『大賞』が出る。
どこかで受賞した人が他で一次落ちなんてよくある世界。
大賞を手繰り寄せる努力は大事だと思うけど、落ちた理由を探したって大して変わらない。
『自分の作品の何が魅力か』
たった一点を磨き続けることがとても大事に思う。
驕らずにこれからも頑張っていきます。
9月〆のコンクール。
注目はTBSの連ドラ書くやつ。今年こそは絶対に応募しよう。そう決めていた。
実は3作品もプロットを考えていた。
でも、
間に合わなかった
仕事仕事舞台舞台とやっていると時間が全く取れなかった。
毎日が一瞬で過ぎ去っていった。
『プロってこんなライフスタイルなのかなー』と思った。
空き時間は舞台の成功に費やす。他のことをする余裕はない。
こういう充実した毎日の中で、自分はなんて幸せ者なのだと浸っていた。
シナリオのことだけを考えて、この先も過ごすことが出来たらどれだけ良いだろう。
この『考える』には『悩み』や『苦しみ』そんなネガティブ面も当然入っていて。
その上で最高だと心の底から叫びたい。悩みや苦しみさえ心地良かった。
やっぱりプロとして生きていきたいな。
ならTBS出せよって話なわけですが。苦笑
短い間だけど創作一本多忙な日々が過ごせて良かった。
夢を再確認出来たよね。※こっそり別の短編コンクールには出しました。
今月は橋田賞に応募することが目標。
橋田賞は実は初参戦で、ホームドラマ、今めちゃくちゃ勉強しています。笑
前回受賞のチャコさん(ブログ読者さん)に続くぜえええ!!!