脚本の技術

脚本コンクールを選ぶ

投稿日:2017年11月5日

こんにちは。ふろゆです。

ああ、プロの脚本家になりたい……。

早く現場で作品を作っていきたい……。

プロになるためには脚本コンクールの受賞が近道です。

どれだけ夢を語っても、熱意があっても、コンクールで賞を取るまでは無名ですからね。

コンクールで賞を取って業界の人たちにアプローチしていかなくては……。

コンクールは他にもいっぱいあると思いますが、

第18回テレビ朝日新人シナリオ大賞2017/11/24締切

今回はこのコンクールに出します!

(次はヤングシナリオ大賞に出します。)

「全部のコンクールに出せばいいんじゃないの?プロ目指してるんでしょ?やる気ある?」

そんな意見があります。数書いて出す。それも一理あります。書いた分だけ経験値にもなりますし。

でも僕みたいな新人はコンクールをしっかりと絞って、そこにじっくり時間をかけた方が良いと思うんです。

テーマ決定、キャラクター設定、ストーリーの構想、執筆、添削、添削、添削……。

この工程に時間をかけることで、より良い作品が生まれます。

僕は2か月構想、1週間で執筆、添削に1か月半でヤングシナリオ大賞1次を突破できました。

※一次突破って聞こえは微妙かもしれませんが上位20%くらいです。

対して時間をかけずに書いた作品(添削1週間)は当たり前のように撃沈……。

そりゃぶれてるテーマやキャラクター、めちゃくちゃなストーリー、誤字脱字があるシナリオじゃ大賞どころか一次も無理です。

1つの作品にじっくりと時間をかけて、コンクールで確実に結果を出す。

これがプロになる最適解なんじゃないかなぁと。

プロになってからも時間をかけて妥協のない作品を作ることは必要だと思います。

自分の出せる最高のクオリティで全部のコンクールに出すことができれば、それが間違いなく近道なんですけどね。

 

今回選んだこのテレビ朝日新人シナリオ大賞、

無作為に選んだわけではなくて理由があって

理由は主に

・名前を知っている。

・希望の部門がある。

・映像化の可能性。

この3点です。

 

・名前を知っている。

僕は未だにどんなコンクールがあるかはほとんど知りません。

そんな僕でもテレビ朝日は知っています。

もうそれだけで知名度すごいじゃないですか。

ここで大賞が取れればそれだけで自分を売り込む武器になります。

それに、どんな脚本家もデビューするのは1回です。当たり前ですが、「初」登場ですからね。

デビュー作はこの賞で大賞をとった。

10年後、20年後に胸を張ってそう言えるってプロの脚本家としてやっていく自信になると思うんです。

 
・希望の部門がある。

僕はテレビドラマを将来メインで書いていきたいんです。

なぜなら小さい頃に見た多くのドラマが今でもすごく印象に残っていて、僕のドラマや映画好きの原点だから。

このコンクールのテレビドラマ部門で大賞を取ることができれば、今後ドラマの仕事に対してアプローチしていくことが簡単じゃないですか。

最初は特に自分の夢に特化した部門で賞を取っていきたいです。

 

・映像化の可能性。

これは個人的な理由なんですが……

自分の作品の映像化を見たい!

僕の目標であり、夢です。

新人脚本家が映像化なんて生意気かもしれません。それでも手が届くなら……映像化してほしい。

そんな夢を叶えてくれる可能性があるのがこのコンクールだったんです。

以下、18回テレビ朝日新人シナリオ大賞の募集要項ページより抜粋。

*大賞作品は、テレビ朝日のプロデューサーと共に推敲作業の上で、映像化の判断をいたします。

 


 

以上3点が僕の脚本コンクール選びのポイントでした。

この条件を満たすコンクールは他にもいっぱいあると思います。

ただ、近いうちに出せそうなところはテレビ朝日新人シナリオ大賞だったのかなと。

よーし、大賞とるぞー!!

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